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大神神社と併せていこう! 三輪駅周辺のグルメさんぽ

 更新日:2020年10月7日

なら女子旅 桜井のおいしいにである旅

三輪といえば、そうめん! そして日本酒が名産。大神(おおみわ)神社の最寄り駅である「三輪駅」から参道にかけて、そうめんを衣にした名物コロッケがある精肉店や、350年以上も続く蔵元など、気になるお店が集まっています。山の辺の道にある隠れ家カフェ「花もり」もおすすめですよ。そろそろ食欲の秋。グルメ女子ならお参りはもちろん、いっぱい食べて運気を上げたい(笑)。
グルメさんぽをしながら、穴場のパワースポットや名所を巡って、心もお腹も満たされましょう♡

目次

 ・食欲の秋に行かなきゃ♡ おいしい「三輪」をおさんぽ
 ・「末広精肉店」
 ・「三輪坐(みわにいます)恵比須神社」
 ・「大神神社 一之鳥居」
 ・「今西酒造参道店」
 ・併せて行きたい、「三輪駅」周辺のおすすめスポット
 ・「大神神社」
 ・「山の辺の道 花もり」
 ・「月山(がっさん)日本刀鍛錬道場」

食欲の秋に行かなきゃ♡ おいしい「三輪」をおさんぽ

今回の「なら女子旅」は、万葉まほろば線のJR三輪駅からスタート。
万葉まほろば線は、奈良盆地をぐるっと周る、女子にも人気のレトロな単線です。緑豊かな大和盆地を走る車窓から見えるのは、美しい田園風景。すこし昔の日本にタイムスリップしたような気分で、三輪の地へとたどり着きます。

三輪駅は、言わずと知れた日本最古の神社・大神神社の最寄り駅。大神神社までは、駅前の参道商店街から参道を歩いていくのが、最短のルートです。でも今回は、ちょっと寄り道をしながら、三輪グルメも楽しみましょう♪

改札を出てすぐ「手作りコロッケ」の派手なのぼり旗を発見!
50年以上続く老舗「末広精肉店」は、いかにも下町のお肉屋さんという雰囲気。こちらの看板メニューは「ミワコロッケ」。 大和牛や国産じゃがいもを使ったタネを、細かくくだいた三輪そうめんで包み込んで揚げています。

「ミワコロッケ」200円(税込)


塩気のある三輪そうめんを衣にすることで、具材の甘みがグッと際立つのだとか。パリパリ、サクサクとした食感も最高♪ あぁ…ビールが欲しくなる(笑)。もちろんパン粉のみで揚げたノーマルな「ミワコロッケ」100円(税込)でも、大和牛の旨みをしっかりと味わえます。
三輪そうめんは揖保乃糸、小豆島そうめんと並ぶ日本三大そうめんの1つ。三輪の地は「そうめんの故郷」として知られていて、その起源は1300余年前にさかのぼります。その特徴は、細いのにしっかりコシがあって、上品な口あたり。「細きこと糸のごとく白きこと雪のごとし」と、江戸時代から親しまれてきました。
昔からの伝統と今の食文化が融合した「ミワコロッケ」は、桜井市の”大和さくらいブランド”にも認定されていて、一度は味わう価値あり。食べ歩きにピッタリな大きさも嬉しい♪

ほかに「牛カツ」500円(税込)や「豚カツ」400円(税込)も人気。
店頭では、陽気な名物店主さんとのトークも弾みますよ! お顔は…のぼり旗に描かれたデザインとそっくりです(笑)。

ほどよく小腹を満たしたところで、運気アップのスポットへ♪ のどかな三輪の町並みに、姿を現した「三輪坐恵比須神社」(みわにいますえびすじんじゃ)。

「えべっさん」の名で親しまれている福運の神様・えびす神を祀っている神社です。

古墳時代から飛鳥時代にかけて、三輪山の南麓に流れる初瀬川(大和川の上流)では、海石榴市(つばいち)という市場が開かれていました。そこは、もっとも古い”日本最初の市場”として知られており、この守護神として「三輪坐恵比須神社」は信仰されてきました。商売繁盛や福徳円満などのご利益を祈って、最近では関東圏からもたくさんの参拝者が訪れるそうです。

そんなパワースポットで手に入れたいのが「えべっさんみくじ」初穂料500円(税込)。

えべっさん・大黒さん・めでたい(鯛)の3種類から選べます。どれもデザインがキュートで、お守りとして持ち歩いたり、インテリアとして飾ったりするのもいいかも♡

境内には、樹齢600年の御神木があります。木の幹が根元から2つにわかれていて、夫婦ケヤキとして親しまれる霊木。良縁や夫婦円満、安産、子宝の想いが叶うといわれていて、成就させるにはコツがあるそうです。
まず、御神木の根元の「叶え石」(かなえいし)から1つ選んで、叶えたいことをお願いします。選んだ「叶え石」はそのまま持ち帰ってOKで、願いが叶った際は神社まで返しに行きます。宮司さんのお話によれば、1年間で容器が2回満杯になるほど返ってくるそう。もう一度、三輪へお参りにくるきっかけにして、感謝の報告をしに訪れたいですね。

お願いごとをした後は、大神神社を目指しましょう。

「三輪坐恵比須神社」の周辺を歩いていると、昔ながらの建物が多いことに気づきます。実は三輪は中世から江戸時代にかけて、大神神社の門前町としてだけではなく、お伊勢参りに使われた「上街道」沿いに栄えた宿場町で、宿屋や茶屋、土産品販売の庄屋が軒を連ねて、大変にぎわっていました。今でも、その名残を建物にとどめています。

ぶらぶらと歩いていると、目の前に大神神社の「一之鳥居(いちのとりい)」が現れました。

一之鳥居とは、神社の参道に入って“一番初め”にある鳥居のこと。
大神神社の一之鳥居は上街道に面して立っており、かつて、参詣者はこの鳥居をくぐって神社に参詣したのだとか。
「あれ…? 一之鳥居って、観光ガイドでよく紹介されている、すごく大きな鳥居じゃないの?」と思った方はスルドイ!

こちらが、高さ32mもある「大鳥居」。参道をまっすぐ西に進んだところにあり、あまりにも立派なので「一之鳥居」っぽい雰囲気なのですが、竣工は1986年と新しく、大神神社のシンボル的存在となっています。

参道をテクテク歩いていると、お酒好き女子なら足を止めてしまうお店を見つけました。

「今西酒造」参道店。創業は1660年、三輪に現存する唯一の酒蔵です。三輪山の伏流水と、地元のお米で仕込んだ銘酒「三諸杉」(みむろすぎ)で知られていて、「三輪を飲む。」をコンセプトに酒造りをしています。古代から三輪は酒の聖地であり、大神神社の御祭神・大物主大神(おおものぬしのかみ)は酒造りの神として讃えられてきました。

こちらで手に入れておきたいのが「お神酒(おみき)セット」300円。白ヘビの化身とされる大物主大神に、お供えをするためのお酒と卵がセットになった、大神神社参拝のマストアイテムです。

お土産でもっとも人気なのが「糀甘酒のもと」970円(税込)。女性にうれしい栄養素が豊富で、お肌への美容効果もあるスーパードリンクです♡ 炭酸水や牛乳、バナナジュースなどで割って、いろんなバリエーションを試してみて♪
ほかにも「酒入浴剤」550円(税込)、「酒ハンドクリーム」950円(税込)、銘酒「三諸杉」を使った「酒カレー」540円(税込)など、いろんな酒アイテムに目移りしてしまいます♡

とくに熱い視線を注いでしまったのが「日本酒ソフトクリーム」350円(税込)。

お味は日本酒以外にバニラミルク、お抹茶、とうふミルク、生チョコ、アルフォンソマンゴーの6種類がラインナップ。純米吟醸「三諸杉」を使っている「日本酒」が、一番の売れ筋だそう。口に入れた瞬間、酒粕の上品な甘さが広がります。 優しいお米の風味に、少しジェラートに近い食感がたまりません。アルコール分は1%未満なので、お酒が苦手な方でも食べられますよ。

そうめんを使ったコロッケに、日本酒で作ったソフトクリームと、三輪駅周辺では地元の魅力がつまったグルメが堪能できちゃう。ちょっぴり歴史にも詳しくなり、さらに運気もアップ⤴⤴ 大神神社のお膝元である町ならではの体験ですね。

三輪駅からお帰りの際、注意したいことが1つ。帰りの電車の時刻を調べておきましょう。ローカル線である三輪駅に発着する電車は、30分に1本ほど。逃してしまうと、しばらくホームで待つことになります!
大神神社からは徒歩10分ほどで三輪駅に到着します。乗り遅れないように、余裕を持った行動をしましょうね(笑)。

<おすすめコース>

おすすめコース
Start

JR三輪駅下車

下矢印徒歩 約7分 

 

三輪駅からは一度、南側(大神神社とは反対側)に出ないと参道には行けません。その道中には「名物みむろ」で有名な「白玉屋榮壽」(しらたまやえいじゅ)などのお土産店や飲食店が並んでいます。

歩いていると“そうめん”の町らしく、出汁の香りが風に乗って漂ってきます。にゅうめん・そうめんがおいしいお店もたくさんあるので、食べ比べしてみるのも醍醐味。
大神神社へ到着するまでに、グルメさんぽを楽しめてしまうのが三輪の町の魅力の1つです。

→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印徒歩 約5分 

 

国の重要文化財に指定されている拝殿

いよいよ大神神社へ。二之鳥居をくぐった瞬間、清々しく凛とした空気に包まれます。拝殿までの参道を一歩ずつ進むたび、心が清々しくなっていくようです。
境内には「巳の神杉」(みのかみすぎ)と呼ばれる御神木がそびえています。御祭神の化身の白ヘビが棲むことから名付けられた巨木で、圧倒されますよ。

根元の洞に白蛇が棲むという「巳の神杉」。
今西酒造の「お神酒セット」はこちらにお供えしましょう♪

 

別世界へといざなうように続く参道。
緑の木々から差し込む木漏れ日が清々しい

毎年11月には、日本全国から蔵元・杜氏・酒造関係者が集まって、酒まつり(醸造安全祈願祭)が開催されます。新酒の醸造の安全を祈る祭典で、巫女さんによって神楽「うま酒みわの舞」が優美に奉奏されます。

→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印徒歩 約10分 

 

「花もり野菜膳」(御神饌そうめんに変更)1,350円(税込)

ランチは「山の辺の道 花もり」にて。大神神社から狭井神社を通り過ぎて、しばらく歩くと到着します。緑に囲まれた、隠れ家のようなお店です。

おすすめは「花もり野菜膳」1,050円(税込)。セットの三輪そうめんはプラス300円で、オリジナルの「御神饌そうめん」に変更できます。これがおいしいのなんの♪ 枕崎産の本枯鰹節や北海道産の昆布・するめなど国産素材を使ったかぐわしい出汁が、コシの強い三輪そうめんと相性抜群‼ 季節野菜の炊き合わせと天ぷらも、野菜が本来持つ甘みが際立ちます。

「挽きたてきなこのわらびもち」(大和茶付き)500円(税込)

大神神社のご神水で作ったわらび餅も人気! 店主さんが目の前で挽いてくれるきな粉は甘くて風味豊か。月ヶ瀬村のお茶も頂き、ほっこり充実したひと時を過ごせます。

→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印徒歩すぐ 

 

最後は大神神社方面に戻り「月山日本刀鍛錬道場」へ。ここは800年の伝統を受け継ぐ日本刀鍛錬道場で、奈良県指定無形文化財の月山貞利氏・後継の貞伸氏のもと、伝統技法の習得を目指す若者たちが日々修行に励んでいます。

道場の一角に飾られた、芸術的な日本刀たち。その特徴は刀身全体に波のように流れる“綾杉肌“! どれもため息がこぼれそうなほど美しい…♡
毎週土曜日(閉館期あり)は展示室と道場の一角を無料で開放しています。最近、日本刀にハマっている女子はぜひ“推し剣(ケン)”を見つけてみては♪

→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印徒歩 約15分 
JR三輪駅へ Goal
 

<末広精肉店 DATA>

TEL 0744-42-6345
住所 桜井市大字三輪361-1
アクセス JR三輪駅下車、徒歩すぐ
営業時間 9:00~19:00
定休日 木曜
駐車場 なし
 

<三輪坐恵比須神社 DATA>

TEL 0744-42-6432
住所 桜井市大字三輪375
アクセス JR三輪駅下車、徒歩約3分
拝観時間 境内自由
駐車場 3台(境内駐車スペース有)
 

<大神神社 DATA>

TEL 0744-42-6633
住所 桜井市三輪1422
アクセス JR三輪駅下車、徒歩約5分
拝観時間 境内自由
駐車場 約590台(無料)
 

<今西酒造参道店 DATA>

TEL 0744-42-6022
住所 桜井市大字三輪1224
アクセス JR三輪駅下車、徒歩約5分
営業時間 10:00~17:00
定休日 不定休
駐車場 なし
<
 

<山辺の道 花もり DATA>

TEL 0744-46-4260
住所 桜井市大字茅原222-4
アクセス JR三輪駅下車、徒歩約15分
営業時間 10:00~17:00
定休日 不定休
駐車場 なし
 

<月山日本刀鍛錬道場 DATA>

TEL 0744-42-3230
住所 桜井市大字茅原228-8
アクセス JR三輪駅下車、徒歩約15分
営業時間 10:00~16:00
料金 無料
開館日 3月~11月(8月は休館)の土曜日のみ
駐車場 なし
 

※営業時間などの変更・臨時休業となる場合があります。
おでかけの際は公式ホームページ等で事前にご確認ください。

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