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地元新発見

NIPPONIA(ニッポニア) 田原本(たわらもと) マルト醤油

ホテル 醤油醸造業

1689年(江戸時代)に創業された醤油の醸造元「マルト醤油」。戦後、閉業したままだった蔵を改修し、2020年8月29日、新たに宿泊施設として開業。さらに醤油醸造業としても復活を目指しています。奈良県最古の醤油蔵の再興に至るまでの経緯と宿の魅力について、第18代当主となる木村浩幸さんにお話を伺いました。

再興に至るまでの経緯

2011年: 敷地内にある蔵で、木村さんが醤油製法のヒントが記された古文書を発見。醤油蔵元の再興を目指すきっかけとなる。
2014年: 醤油の試験醸造スタート。
2015年: 醤油蔵で生き続けていた酵母菌を発見。その菌を使った「もろみ」が完成。
2020年: 「マルト醤油」再興。同時に「NIPPONIA(ニッポニア)(※1) 田原本 マルト醤油」として宿泊施設を開業。

※1 NIPPONIA…古民家を店舗などに改修し、その土地の文化や歴史を実感できる施設として利活用していくまちづくり活動。
HP参照:https://nipponia.or.jp/

約70年ぶりに醤油蔵を再興

歴史ある蔵を改修した「NIPPONIA(ニッポニア)田原本 マルト醤油」の宿泊棟(外観)

古より豊かな農作物が育まれ、今なお日本古来の原風景が残る磯城郡田原本町。「マルト醤油」は、ここ田原本で1689年に創業されました。創業以来、地元で採れた大豆や麦にこだわった醤油は高く評価され、皇室にも献上されるほど。しかし、戦後の食糧難により仕入れが困難となったことから、1949年に閉業。以来、半世紀にわたり、醸造蔵は手つかずのままでした。18代目の現当主・木村さんが、蔵を復活させるきっかけとなったのは、2011年のこと。木村さんが、敷地内の蔵で偶然にも醤油製法のヒントが記された古文書を発見。解読するうちに、再興への思いが芽生えてきたそうです。さらに、醤油蔵の再興が「地元・田原本の活性にもつながらないか」と考え、宿泊施設としてのビジョンが明確になりました。2020年8月29日、多くの支援を経て、「泊まれる醤油蔵」の開業を迎えることとなりました。

玄関で来客を迎える第18代当主の木村さん

蔵人たちの息遣いが感じられる宿

大きな梁が当時のままに残された客間「初瀬」(はせ)

宿泊施設の客室は全7室。かつて、住み込みで働いていた蔵人たちが寝泊まりしていた蔵などを宿泊室として改修しています。がっしりとした梁、温かみのある土壁、「大和棟」と呼ばれる伝統的な建築様式など、当時の面影は残しつつ、奈良県吉野産の木材で作られたセンスのよい木工家具や檜風呂がしつらえてあり、歴史を感じながらも宿泊客が快適に過ごせるよう、細かな気配りが随所にちりばめられています。鳥のさえずりだけが聞こえる静寂な自然環境も魅力です。

スイートルーム「木藤(きふじ)」からは、田原本らしい緑豊かな景色が眺められる

「この宿が田原本の魅力を高めていく拠点となることを願っています」と木村さん。地元産の大豆と小麦を使った醤油は2022年の販売を目指し、現在も醸造中。これからも「マルト醤油」は、世代を超えて人と人が繋がり合う拠点となっていくことでしょう。

編集スタッフが見つけた!こだわりポイント

①お食事は、木目調の落ち着いた雰囲気のテーブル席でいただけます。静謐な空間でゆっくりとお料理をお楽しみください。

 

②朝食には田原本で育まれた野菜や卵を使った、滋養たっぷりのメニューが並びます。

 

③広々とした和洋室のスイートルーム「木藤」の室内。代々、木村家当主が住んでいた母屋の2階に作られました。

 

④心和む、中庭の美しい日本庭園。右側の家屋の屋根瓦には、なんと七福神のレリーフが!ぜひ見つけてみてください。

 

⑤醤油の“しぼり”体験のほか、サイクリングなどのアクティビティも充実しています。

 

⑥宿泊客向けのサービスとして、夫神と后神の関係にある大神神社(桜井市)と村屋神社(田原本町)の「両参り御朱印帳」をプレゼント。

 

NIPPONIA 田原本 マルト醤油

TEL 0744-32-2064
住所 磯城郡田原本町伊与戸170
ホームページ https://maruto-shoyu.co.jp
宿泊料金 ¥19,000~¥55,000(1名あたり)  ※プランによって異なる
アクセス 近鉄田原本駅下車、送迎車で10分(もしくは駅前タクシーを利用)
駐車場 10台
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