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令和元年に旅したい! “万葉集”聖地巡礼 in 橿原市・明日香村

2019年5月1日、平成に代わる新元号、令和がスタートしました。
その出典は、現存する日本最古の歌集『万葉集』。
『万葉集』は、古代の人たちが詠んだ和歌を集めた本で、飛鳥・奈良時代の歌が収められています。冊数はなんと全20巻! 掲載された歌は約4500首に及びます。
古典文学といえば、上級貴族や武家などの身分ある人が書いたものがほとんどですが、『万葉集』は天皇や下級役人の歌まで掲載されているのが特徴です。
元号「令和」の典拠になったのは、天平2年(730)に九州の大宰府で行われた「梅花の宴」で、宴の最中に詠まれた、梅花の歌三十二首の序文です。このように万葉集ゆかりの地は、大宰府など全国各地にありますが、最も多く歌に詠まれているのは奈良。なかでも、数多くの歌に詠みこまれ、万葉びとたちが愛した飛鳥は外せません。
さあそれでは、万葉歌が詠まれた情景を探しに、明日香村周辺を自転車でぐるっと巡ってみましょう。

近鉄 橿原神宮前駅の駅前でレンタサイクルを借りましょう

割とアップダウンがある明日香村。今回は距離も高低差もあるので、駅前で自転車を借りて巡るのがおすすめです。

近鉄橿原神宮前駅の、東改札口を出てすぐのところに店を構える、明日香レンタサイクル橿原営業所。電動自転車も15台完備しています。また、子連れにうれしい、チャイルドシート付き電動自転車もあります。

はじめて電動自転車を使う人も、乗る前にちゃんと使い方を教えてくれるのでご安心を。左ハンドルで電動のスイッチオン・オフ、右ハンドルは変速の切り替えです。ペダルをこいだ瞬間、グンっ! と一気に加速するので一瞬びっくりしますが、慣れてしまえばとっても快適。
お店でいただける便利な明日香村の地図をもって、いざ出発!

古代、大勢の人が行き交った交通の要所・軽(かる)の地へ

橿原市から明日香村に入るその手前に、古代に「軽」と呼ばれた地域があります。現在の橿原市大軽・石川・五条野の集落あたりとされています。
ここは古代の官道である下ツ道(国道169号とおおむね平行)と、上ツ道から延びる道が交差する交通の要所で、「軽の諸越(もろこし)の衢(ちまた)」と呼ばれました。人の往来の多い辻には市が立つことが多く、若い男女など、人の出会いも生まれたことでしょう。
『万葉集』には軽を詠んだ、こんな歌があります。

天(あま)飛ぶや 軽の社(やしろ)の 斎(いは)ひ槻(つき) 幾代まであらむ 隠(こも)り妻そも
(作者未詳 巻11・2656)


隠り妻は、文字のイメージから推測されるように、何らかの理由があって人目を忍ぶ関係にある妻のこと。軽の社で大切に守られてきたご神木の槻は、いつの世でもご神木として崇められるのと同じように、いったいいつまで隠しておかなければならないのでしょうか…という歌です。

歌に出てくる“軽の社”跡とされるのが、橿原市大軽(諸説あり)の春日神社。
このあたりには、第15代・応神(おうじん)天皇の宮「軽島豊明宮(かるしまとよあきらのみや)」があったのだとか。境内に立つ、立派な宮跡碑のそばに、「隠り妻」の小さな歌碑がひっそりと並びます。

さらに明日香村方面(東)に向かって自転車をこいでいくと、やがて、満々と水をたたえた、周囲200mはあろうかという大きな池が見えてきます。
石川池です。池の東南にある、第8代・孝元(こうげん)天皇のこんもりとした御陵が印象的です。

                                 

石川池は古代、剣(つるぎ)池と呼ばれました。前述した応神天皇の御代に、軽の地にあったとされる「軽の池」とともに造られた人工池です。

御佩刀(みはかし)を 剣の池の 蓮葉(はちすば)に 溜まれる水の 行くへなみ 我がするときに
逢(あ)ふべしと 逢ひたる君を な寝(い)ねそと 母聞こせども
我が心 清隅(きよすみ)の池の 池の底 我は忘れじ 直(ただ)に逢ふまでに
(作者未詳 巻13・3289)


御佩刀は剣にかかる枕詞。その剣の池のハスの葉にたまった露が、ゆらゆらと揺れるのと同じように、私もこれからの行く末にゆらゆら揺れています。「逢おう」と言ってくれたあなた。なのに「逢ってはだめ」と母は言う。でも私の心は、清隅の池のように清らかで深いから、あなたのことを決して忘れない。直接あなたと逢うまでは。と、かなわぬ恋に悶々と悩む、女性の心が歌われています。
軽の池、清隅の池の場所は明らかになっていません。古代の軽の地の情景を唯一残すのが、この石川池です。

田園風景を楽しみつつ、ペダルをこいで一路、雷(いかづちの)丘・甘樫(あまかしの)丘展望台へ

石川池の北岸を東へ進むと明日香村に入ります。このあたりは右も左も田んぼが続き、なんとものどか。
青々とした稲の向こうに目をやれば、はるか北側には大和三山の耳成(みみなし)山と香具(かぐ)山が。そして後方には同じく畝傍(うねび)山の特徴的な山容が見え、一気に古代にタイムスリップした気分になれます。

飛鳥川にかかる橋を渡れば、雷丘はもうすぐそこ。

大君(おおきみ)は 神にし座(ま)せば 天雲(あまくも)の 雷(いかづち)の上に 廬(いほ)らせるかも
(柿本人麻呂 巻3・235)


古代、雷丘には雷に関わるさまざまな伝承がありました。この歌は、有名な万葉歌人・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が、雷丘に行幸した天皇を讃えて詠んだ歌です。天皇は神様であられるので、雷の住むような天雲の上に宮をお造りになったと、天皇の偉業を褒めたたえたのです。

雷丘から南方面を望むと、すぐ近くにこんもりとした丘が見えます。甘樫丘です。
ここは頂上が展望台になっていて、明日香村だけでなく橿原市や桜井市、葛城~生駒の山並みが一望できる人気スポットで知られています。展望台へはふもとから遊歩道を300段ほど登ります。遊歩道は丘の四方から出ていますが、今回は、一番坂がゆるやかだという北側の豊浦(とゆら)集落から登ります。

道の途中で、漢字が刻まれた万葉歌碑を発見。

婇女乃 袖吹反 明日香風 京都乎遠見 無用尓布久
(采女<うねめ>の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く)
(志貴皇子 巻1・51)


大化の改新から約半世紀たった694年。都は飛鳥から藤原京にうつりました。人が少なくなった飛鳥の古京はどこか寂しい印象になったことでしょう。これは、その飛鳥を想って詠まれた歌。かつて、華やかに栄えた都で采女(天皇に仕える女官)の美しい袖を、ひらひらと雅に吹き返していた飛鳥の風。その風も、今は空しく吹きすさぶばかりだという意味です。志貴(しき)皇子が懐旧の情を詠んだ飛鳥の景色は、甘樫丘から見たものだったのでしょうか。

甘樫丘は標高約150m、周囲に高い建物がないため、展望台からは、はるか向こうまで景色を見渡すことができます。

橿原市街を望む東方面。大和三山の畝傍山と耳成山がくっきりと見えます。もうひとつの香具山はこれより少し右側にあります。この3つの山を結んだトライアングルのなかに造られたのが、藤原京です。

香具山は 畝火(うねび)ををしと 耳成と 相(あひ)あらそひき 神代より
かくにあるらし 古昔(いにしへ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも 嬬(つま)を あらそふらしき
(中大兄皇子 巻1・13)


『万葉集』には大和三山を男女に見立てた歌があります。香具山は畝傍山を妻にしようとして耳成山と争った。神代の昔からそうだったらしい。昔もそうだからこそ、現実の人の世でも、妻を争うことがあるらしい――。
はるか向こうには、奈良と大阪を隔てる葛城山、二上山、信貴山、生駒の山並みが、うっすらと見えています。

反対側は明日香村のなかでも古代飛鳥の中心地。写真左下に見えるのが、飛鳥大仏で有名な飛鳥寺あたりです。お寺の南側、写真でいえば右側の田んぼが広がっているあたりに、飛鳥板蓋(いたぶき)宮・飛鳥浄御原(きよみはら)宮など、4代にわたる天皇の宮がありました。このあたりは湿地だったらしく、そこに立派な宮を建てた天皇を讃える歌が『万葉集』に残されています。

大君は 神にしませば 赤駒の 腹這う田居(たゐ)を 都となしつ
(大伴御行 巻19・4260)

大君は 神にしませば 水鳥の すだく水沼(みぬま)を 都となしつ
(作者未詳 巻19・4261)

さて、ここで奈良ならではの、おいしいおみやげを買いに行きましょう。
雷丘まで戻って、桜井市街へと続く道を東へ進みます。奈良文化財研究所 飛鳥資料館を過ぎてすぐ、左側に「柿の葉すし」の赤いのぼりを発見。
今や奈良のあちこちで見られる柿の葉寿司ですが、実は吉野の山奥が発祥地。こちら「柿の葉おすし山の辺 桜井本店」の主人は吉野の川上村出身で、家庭に伝わる本場の柿の葉寿司を買うことができます。味はもちろん言わずもがなですが、使っている柿の葉にご注目! 柿の新葉が大きくなる6月頃からは、緑鮮やかで香り豊かな新緑の柿の葉寿司を、そして葉が赤や黄色に色づく11月頃からは、これまた鮮やかな紅葉の柿の葉寿司が登場。
鯖10個1,400円、鮭10個1,730円(いずれも税込)からです。数多くの雑誌やネットで一躍評判になった逸品、ぜひお見逃しなく。

今回のコースのメイン! 奈良県立万葉文化館で『万葉集』の世界にふれよう

『万葉集』を中心とした、日本古代文化の魅力を紹介する総合文化施設「万葉文化館」。
古代のお金・富本銭(ふほんせん)が鋳造されていた、飛鳥池工房遺跡の復原を館内から見ることができます。展示室は地下1階にあり、飛鳥池工房遺跡から出土した遺物を展示する「特別展示室」と、万葉の世界が体感できる「一般展示室」に分かれています。

一般展示室に入ってみましょう。
古代の市場や官人のようすなどを再現したジオラマ展示があり、等身大人形がとってもリアル! こちらの老人が手に持っているのは手のひらサイズの大根。売っている野菜は、現代のものよりかなり小さくて、とってもかわいらしいです。

伎楽(ぎがく)の面をつけて踊る、当時の芸人の姿も再現されています。今にも軽快な音楽と、ざわざわとした市の賑わいが聞こえてきそう!

「歌の広場」では、タッチパネルで『万葉集』を面白く学ぶことができます。

これは『万葉集』の歌が、どんな発音や旋律で歌われていたのかをイメージ再現した「万葉歌の聞きくらべ」。現代の発音とは全く違う古代の発音や、ノリノリな現代風のラップ調にはビックリすること間違いなしですよ。

こちらはクイズ形式で学べる「万葉ことばあそび」です。さっそく遊んでみましょう!

①『万葉集』の3つの表現方法から、1つを選びます。

②クイズが出されるので正しいと思うものをチェック。

③あーざんねん! 間違ってしまったようです。

④正解と詳しい説明が表示されます。なるほど!

このほかにも、『万葉集』や『古事記』、『風土記』など、日本では古代にのみ見られた“歌垣(うたがき)”の風習について、日本とアジアの民俗芸能を紹介したり、1000年もの長きにわたり書き写された『万葉集』の写本を紹介したりなど、いろいろな角度から『万葉集』にふれることができます。
※歌垣…山、川での祭りのときや、市などに老若男女が集まり、歌をかけあう行事。

一般展示室内にあるシアター「万葉劇場」では、人形と映像による歌劇「額田王(ぬかたのおおきみ)」、「柿本人麻呂」や、アニメーション「万葉のふるさと」を上映しており、こちらも必見!
よくある博物館のように、文字だけで紹介されると取っつきにくい印象の『万葉集』も、目で見て、耳で聞いて学ぶことができるので、古典文学や古代史が苦手な方でもじっくり楽しむことができますよ。
そうそう、もしお子さんやお孫さん連れであれば、こういうのはいかがでしょうか?

新元号・令和にちなんだプリントシール機! 奈良県には2つしかないんですって。記念にぜひどうぞ!

お昼ごはんを目指して、奥明日香の棚田へ!

さて、頭を使ったあとはおなかが減るもの。せっかく『万葉集』の旅なので、ごはんも古代風にこだわってみましょう。
石舞台古墳からさらに南に進むと、目の前に美しい、奥明日香の棚田が広がります。
このあたりはアップダウンがキツイですが、電動自転車なら、らくちん♪

今回は奥明日香の祝戸(いわいど)地区にある「飛鳥の宿 祝戸荘(いわいどそう)」さんで、お昼ごはんです。

古代の貴族も食べていた!? 大きな朴(ほう)の葉に盛られた、特別料理「万葉あすか葉盛御膳(古代食)」(3,600円税込、2名より予約制)。
明日香村の新鮮な食材をたっぷり使い、藤原京から出土した木簡をもとに、貴族のごはんを現代風に再現したメニューです。
あまごの塩焼きに、とこ鮑(ぶし)、鴨のロース、稚鮎の甘露煮、もずくなど、季節によって変わる山の幸・海の幸がぎっしり!
ほんのり赤い赤米・黒米のごはんや、にごり酒、蘇(貴族だけが食べられた古代のチーズ)も味わえます。
これは古代史好きならずとも、必食ですね。

古代人も渡ったかも…? 飛鳥川の飛び石へ

食後は美しい棚田を横目に見ながら、奥明日香をサイクリング。祝戸地区から県道15号に沿って南に進むと稲渕地区です。

集落の入口には、「男綱(おづな)」と呼ばれる稲わらで作った綱が、飛鳥川に渡されています。子孫繁栄、五穀豊穫を祈るとともに、この川や道を通って悪いモノが集落に入ってくるのを防ぐためのものだとか。
飛鳥川もこのあたりまでくれば、水が透き通っていて、とっても涼しげ。

さらに川の上流には『万葉集』にも詠まれた飛び石が。案内看板が小さくて見つけづらいですが、畑や田んぼのあぜ道を通り抜けたところにあります。自転車はいったん止めて、歩いて見に行きましょう。

明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも
(作者未詳 巻11・2701)

橋代わりの飛び石。これを私は明日も渡ることでしょう。その石橋の、石と石とのあいだが遠いように、あなたに対して遠く離れた気持ちなどは決して持っていません、という恋の歌です。
歌に詠まれた石橋は、写真の飛び石と同じものではありませんが、歌に近い風景が見られる数少ないスポットの1つです。

ここから先は道も急になるので、Uターンして飛鳥駅に向かいましょう。男綱を過ぎたあたりで、道は二股に分かれます。右へ進むと石舞台ですが、遠回りになるので左へ。そのまま道なりに下っていくと県道210号に突き当たります。右折して北上すると飛鳥駅へはすぐ。

近鉄飛鳥駅でゴール!お疲れ様でした!

飛鳥駅前にある営業所に自転車を返却したら、そのまま駅前の「道の駅 飛鳥」に立ち寄ってみては。2018年にオープンしたばかりで、ここでしか手に入らないおみやげもたくさん揃っていますよ。


        <今回のコース>
スタート     近鉄 橿原神宮前駅
         ①明日香レンタサイクル橿原営業所
         ↓約800m
         ②春日神社(軽の地)
         ↓約500m
         ③石川池(剣池)
         ↓約1.3km
         ④雷丘
         ↓約1km
         ⑤甘樫丘展望台
         ↓約1.6km
おみやゲット   ⑥柿の葉おすし山の辺 桜井本店
         ↓約1.4km
         ⑦奈良県立万葉文化館
         ↓約2km
お昼ごはん    ⑧飛鳥の宿 祝戸荘
         ↓約800m
         ⑨稲渕の棚田
         ↓約750m
         ⑩飛鳥川の飛び石
         ↓約4km
ゴール      近鉄 飛鳥駅
         ⑪明日香レンタサイクル飛鳥駅前営業所


<明日香レンタサイクル DATA>

TEL 0744-54-3919(代)
住所 橿原市久米町664-1
アクセス 近鉄橿原神宮前駅から徒歩1分(橿原営業所)
営業時間 9:00~17:00
レンタル料金【1日貸】 普通自転車:900円(平日)、1,000円(土日祝) ※18~26インチの5サイズを完備
電動自転車:1,500円(一律) ※電動自転車は予約不可
ほかの営業所で自転車を乗り捨てる場合は、乗り捨て料1台200円別途要
<その他営業所>亀石・石舞台・飛鳥駅前(いずれも明日香村内)
       ※30名以上の団体のみ、高松塚営業所で乗り捨てOK
駐車場 なし

<柿の葉おすし山の辺 桜井本店 DATA>

TEL 0744-45-3675
住所 桜井市山田676-2
アクセス 近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅から奈良交通 明日香周遊バスで「明日香奥山・飛鳥資料館西」下車、徒歩3分
営業時間 10:00~17:00 ※なくなり次第終了
定休日 火曜、第2・3水曜
駐車場 2~3台(無料)

<奈良県立万葉文化館 DATA>

TEL 0744-54-1850
住所 高市郡明日香村飛鳥10
アクセス 近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅から奈良交通 明日香周遊バスで「万葉文化館西口」下車、徒歩すぐ
営業時間 10:00~17:30(入館は17:00まで)
拝観料 入館無料、日本画展示室のみ有料(詳細はホームページを確認)
http://www.manyo.jp/
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)、展示替日
駐車場 あり(無料)

<飛鳥の宿 祝戸荘 DATA>

TEL 0744-54-3551
住所 高市郡明日香村大字祝戸303(国営飛鳥歴史公園 祝戸地区内)
アクセス 近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅から奈良交通 明日香周遊バスで「石舞台」下車、徒歩約10分
営業時間 11:30~14:00(レストラン)
定休日 12月29日~1月3日(年末年始)。2名様以上で4日前までに要予約
駐車場 あり(無料)

出典:『心の原風景 万葉を行く』(米田 勝、奈良新聞社、2002発行)

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