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春日大社 第六十次 式年造替を知ろう

春日大社 第六十次 式年造替を知ろう

平成27年から平成28年にかけて、奈良市の春日大社は第六十次式年造替を迎えます。さまざまな神事が執り行われ、またそれに関連して特別公開も催されます。

「式年造替」ってどういう意味?
「式年造替」とは「定まった一定の年限で社殿を造り替える」という意味。神さまがお社ごと引っ越されることを「遷宮」といいますが、春日大社では本殿の場所はそのままで、建て替え、修復を行うため「造替」といいます。神護景雲2年(768)の創建以来1200年にわたり、ほぼ20年に1度、御殿の建て替えと御神宝の新調が行われてきました。
造替のあいだ神様はどこにいるの?
本殿の建て替え、修復のあいだ、神さまは西隣の「移殿(うつしどの)」へ一時的に遷られます(仮殿遷座祭/かりでんせんざさい)。修復が終われば、元の本殿に還られます(本殿遷座祭/ほんでんせんざさい)。
どうして式年造替が行われるの?
神さまのお住まいを新たにし、大切にお祀りし、日々の恵みを感謝する心を忘れないこと。これが造替の原点です。同時に20年に1度の建て替えによって、建造に関わる技術が親、子、孫の世代から世代へ継承され、日本の伝統文化の継承に大きく役立っています。

式年造替記念特別公開

御本殿特別参拝(新順路)「非公開御蓋山遥拝所と後殿特別参拝」

【前期】平成26年9月12日(金)~平成26年12月20日(土)
【後期】平成27年1月8日(木)~平成27年3月20日(金)

  • 拝観時間 9時~16時
  • 拝観料 500円
    ※神事等により参拝できない場合があります。
    これまで非公開・参入禁止であった東回廊外に設置された御蓋山遥拝所(みかさやまようはいじょ)での参拝と、御本殿及び140年ぶりに公開される後殿(うしろどの)が新たに特別参拝の順路に組み込まれます。また、藤浪之屋(ふじなみのや)を改装、これまで以上の釣燈籠が灯され、幻想的な雰囲気に包まれます。

御造替事始(ごそうたいことはじめ)の儀式 木作始式参列

木作始式関連行事

 【開催日】平成27年3月1日(日)

  • 開催時間 10時~15時
  • 参加費 6,000円(直会、式年造替特別記念品付)
    ※要事前予約。
    今回特別に一般公開。参列後、「ホウソウコン」と呼ばれる特別な祝儀膳が供せられます。

春日大社 第六十次 式年造替を知ろう
写真提供/春日大社

仮殿遷座を祝う 御慶之舞楽(ぎょけいのぶがく)

御慶之舞楽関連行事

【開催日】平成27年3月28日(土)

  • 開催時間
    • 1部
      集会乱声(しゅうえらんじょう) 振鉾(えんぶ) 萬歳楽(まんざいらく) 延喜楽(えんぎらく)
      直会/11:30~12:30 舞楽/13:00~13:50
    • 2部
      賀殿(かてん) 長保楽(ちょうぼうらく)
      直会/13:00~14:00 舞楽/14:20~15:00
    • 3部
      蘭陵王(らんりょうおう) 納曽利(なそり) 長慶子(ちょうげいし) 舞楽/15:30~16:20 直会/17:00~18:00
  • 参加費 8,000円(直会、式年造替特別記念品付)
    ※要事前予約、各部入れ替え制。
    仮殿遷座祭の翌日に奉祝の舞楽が林檎の庭(りんごのにわ)で奉納され、一般も参列できます。神社に伝わる直会の祝儀膳が供せられます。

春日大社 第六十次 式年造替を知ろう
写真提供/春日大社

奉祝特別万燈籠と御本殿特別拝観

【開催日】平成27年3月29日(日)~31日(火)

  • 拝観時間 18時~20時30分
  • 拝観料 1,000円(式年造替特別記念品付)
    御造替を記念して境内にある燈籠約3,000基(石燈籠約2,000基、釣燈籠約1,000基)に浄火が灯されます。朱塗りの社殿が暗闇に浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれます。また御仮殿の移殿へも参拝いただけます。

春日大社 第六十次 式年造替を知ろう
写真提供/春日大社

20年に1度の 御神宝特別拝観

【開催日】平成27年3月29日(日)~4月5日(日)

  • 拝観時間 9時~16時
  • 拝観料 1,000円(式年造替特別記念品付)
    この期間に限り、「鹿島立御神影図」「鹿島立鉾」が拝観できます。また御仮殿の移殿へも参拝できます。

「鹿島立御神影図」
春日大社の祭神武甕槌命(タケミカヅチノミコト)が、白鹿に乗って奈良に遷座された姿が描かれています。

「鹿島立鉾」
奈良時代に、鹿島から遷座されたとき、お供の神官が奉持したといわれる御鉾。20年に1度しか奉拝できない御神宝です。

春日大社 第六十次 式年造替を知ろう
写真提供/春日大社

国宝 御本殿特別公開

【開催日】平成27年4月1日(水)~5月31日(日)

  • 拝観時間 9時~16時
  • 拝観料 1,000円(式年造替特別記念品付)
    ※神事等により参拝できない場合があります。
    この期間に限り、通常非公開の国宝御本殿が拝観できます。その後、御仮殿の移殿へも参拝いただけます。

本宮神社特別参拝

【開催日】平成27年7月~8月のうち20日間

※要事前予約(有料)。
禁足地である御蓋山の浮雲峰(うきぐものみね)に御鎮座の本宮へ、この時期だけ精進潔斎(しょうじんけっさい)のうえ、特別に参拝できます。参拝後、古式の饗膳が供されます。

二之鳥居くぐり初め

【開催日】平成27年11月

新しくなった二之鳥居をくぐっていただけます。

お砂持ち行事

【開催日】平成28年10月のうち20日間

※要事前予約(有料)。

御本殿前に敷き詰めているお砂を入れ替える、江戸時代以来の式年造替諸行事の1つです。御本殿の拝観とともに、参拝の方々にお砂を御本殿内院の前庭や後殿に納めていただき、御盛儀をともにお祝いする行事です。内院は普段皇室の方のみ参拝になられる場所で、この期間に限り入ることが許されます。

式年造替に伴う諸儀式

※非公開の儀式もあります

木作始式

こづくりはじめしき

平成27年3月1日(日)

御造替事始の儀式である木作始式は、御殿の起工式として執り行われ、新殿の御用材の調製はじめを開始するという意味を持つ重要な儀式です。これに先立ち石荒神社で古式に従い、荒神祓之儀(こうじんばらいのぎ)が行われ、陰陽師代の修祓(しゅばつ)があります。その後、御本殿前の東庭で釿始之儀(ちょうなはじめのぎ)が行われます。

移殿御装束並清祓之儀

うつしどのごしょうぞくならびにきよはらえのぎ

平成27年3月25日(水)御仮殿の御室礼を整え、お祓いします。

六面神鏡奉遷之儀

ろくめんしんきょうほうせんのぎ

平成27年3月26日(木)御本殿正面に奉掲の六面の御神鏡を、御仮殿に遷します。

仮殿遷座祭(外遷宮)

かりでんせんざさい(げせんぐう)

平成27年3月27日(金)

御本殿より御神儀が御仮殿に遷られます。

御慶之舞楽

ぎょけいのぶがく

平成27年3月28日(土)仮殿遷座祭翌日、奉祝の舞楽が古式により行われます。故実に従い、直会殿(なおらいでん)には「鹿島立御神影図(かしまだちごしんえいず)」が奉掲され、「鹿島立鉾(かしまだちのほこ)」が装飾されます。

立柱上棟祭

りっちゅうじょうとうさい

平成28年10月28日(水)鎌倉時代より春日番匠座(かすがばんじょうざ)に伝承された御本殿の完成を祝う儀式です。

立榊式

たてさかきしき

平成28年11月1日(日)

神山春日山より伐り出した大榊が一之鳥居に立てられます。

神宝検知之儀

じんぽうけんちのぎ

平成28年11月3日(火)

新調の御神宝を点検し職方を慰労します。

御殿奉磨之儀

ごてんほうまのぎ

平成28年11月3日(火)

御本殿内の御床が清められます。

御神宝清祓之儀

ごじんぽうきよはらえのぎ

平成28年11月4日(水)

新調の御神宝・調度品・祭具がお祓いされます。

殿内御錺之儀

でんないおかざりのぎ

平成28年11月4日(水)

御本殿内の御室礼が奉仕されます。

六面神鏡奉下之儀

ろくめんしんきょうほうげのぎ

平成28年11月4日(水)

御仮殿正面に奉掲の六面の御神鏡が奉下されます。

御殿清祓之儀

ごてんきよはらえのぎ

平成28年11月5日(木)

御本殿の内外をくまなくお祓いします。

具足洗・薫

ぐそくあらい・くん

平成28年11月5日(木)

正遷宮に際し、聖流・水谷川の水と御香で奉仕神職の装束が清められます。

本殿遷座祭(正遷宮)

ほんでんせんざさい(しょうせんぐう)

平成28年11月6日(金)

天皇陛下のお使いを迎え御本殿に御神儀が還られます。

奉幣祭

ほうべいさい

平成28年11月7日(土)

天皇陛下より御幣物(お供え)が奉献されて遷宮が祝われ、御鑰(みかぎ)を宝庫に納めます。

後宴之舞楽

ごえんのぶがく

平成28年11月7日(土)

古式により奉祝の舞楽が奉納されます。

奉祝祭

ほうしゅくさい

平成28年11月8日(日)より数日間

数日にわたって奉祝のお祭りが行われます。

春日大社の歴史に触れる特別公開が続々。
特別公開問い合わせ先
春日大社第六十次式年造替記念 奉祝行事実行委員会
TEL:0742-93-9460
HP:http://www.kasuga-houshuku.jp

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