結崎ネブカとお揚げの煮浸し
掲載日：2013年10月10日
料理創作・監修／白水智子
これから旬を向かえる結崎ネブカがたっぷり味わえるお料理です。ネブカの甘味と食感が楽しめます。青菜の代わりに是非お使いください。
（2人分） 1人分90.8Kcal
| 結崎ネブカ | 1束半（200g） |
|---|---|
| 中揚げ | 2枚（130g） |
| 出汁 | 400cc |
| 酒 | 30cc |
| 砂糖 | 小さじ2 |
| 薄口醤油 | 大さじ2.5 |
| みりん | 大さじ1.5 |
| 粉山椒 | 適量 |
（1） 分量の出汁を取る。
（2） 鍋にお湯を沸かし、中揚げを入れ、2～3分程度茹でて油抜きをする。しっかり絞り、1cm幅程度に切る。
（3） ネブカは洗い、根を取り、3cm程度の長さの斜め切りにする。白い部分だけ、分けて置いておく。
（4） 鍋に分量の出汁、調味料類を入れ、（2）のお揚げを入れ少し煮る。
（5） （3）の白い部分を鍋に入れ、少し軟らかくなるまで煮る。
（6） 最後に残りのネブカを入れ、色が鮮やかになり、軟らかくなったら、火を止め、2～3分置く。
（7） 器に盛り付け、粉山椒をふる。
※ ネブカは火を通しすぎないよう注意しましょう。
※ うどん、にゅうめんにもよく合います。
※ 薄揚げを使う場合は、調味料の量を加減してください。
結崎ネブカ
| 特徴 | 江戸時代からネギの産地として知られた川西町結崎。結崎ネブカは葉が柔らかいために折れやすく一時は市場から姿を消しましたが、農家が自家栽培していた品種をもとに復活させました。甘みが強く煮炊きものに適しています。 |
|---|---|
| 旬 | 10月～2月 |
| 料理法 | 煮炊き、焼きものなど |
| 生産地 | 川西町 |
| 販売場所 | JAならけん にこにこ農産物直売所（磯城郡田原本町味間161-2、9～16時、火曜定休、年始休、TEL 0744-49-6633） |
| 参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |
大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール／白水智子（しらみず ともこ）
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理～奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ～』（旭屋出版）など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006
