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ふるさとの味

大和肉鶏のスパイス焼き、柿と菊菜を添えて

掲載日:2013年11月7日
料理創作・監修/白水智子

大和肉鶏のしっかりした味にスパイスが効果的です。季節の柿や菊菜をたっぷり添えて、楽しんでください。

大和肉鶏のスパイス焼き、柿と菊菜を添えて

材料(2人分) 1人分415Kcal

大和肉鶏もも300g
(塩 少々、五香粉 小さじ1/2、フェンネル 少々)
1個
レモン汁1/2個分
大和きくな(菊菜)1束
くるみまたは松の実適量
赤ワイン大さじ2
バルサミコ酢大さじ2
濃口醤油大さじ1
蜂蜜大さじ1

作り方

(1) もも肉は余分な脂を取り、塩をふる。
(2) 柿はヘタを取り、皮を剥き、2cm角程度に切り、レモン汁でマリネしておく。
(3) 菊菜はよく洗い、根を取り、半分または1/3に切っておく。
(4) フライパンを温め、鶏肉を皮目から焼く。蓋をして、約8分程度。
(5) 八分どおり焼けたら、身を下にし、2~3分焼く。
(6) 肉汁に五香粉、フェンネルを溶かし、鶏肉全体に絡める。
(7) 鶏肉をお皿に取り、分量の赤ワイン、バルサミコ酢、濃口醤油、蜂蜜を入れ、とろみがつくまで、煮詰める。
(8) 鶏肉を食べやすい大きさに切り、柿とともに盛りつける。
(9) (7)のソースをかけ、菊菜もたっぷり添える。木の実もあしらう。

ポイント

※ フェンネルはなくても大丈夫です。
※ スパイス類は油と相性がよく、鶏肉が焼けてから絡めたほうが、香りを楽しむことができます。

大和肉鶏

特徴

名古屋種とニューハンプシャー種、シャモを交配した肉用鶏。第二次世界大戦前、奈良は日本の代表的な肉用鶏「やまとかしわ」の生産地として知られていました。120~140日かけて育てられた肉はほどよく脂がのり、歯ごたえと深いうまみがあり、昔ながらの味わい。ビタミンAや、ビタミンB群も豊富です。

通年
料理法煮物、焼物、炒め物など
生産地奈良県北部、中部
販売場所

畜産ならショップ(葛城市山田123-2、平日/9時~18時、土日/7時~18時、水曜定休、TEL 0745-69-5300)
ほか

参照

「奈良県畜産農業協同組合連合会」
http://www.chikusan.or.jp/nara/main/top.html

大和肉鶏

特徴

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」。正岡子規の句にも詠まれたように、奈良といえば柿。全国第2位の生産量を誇る奈良の特産品で、7月から出回るハウス柿をはじめ、「刀根早生(とねわせ)」「平核無(ひらたねなし)」「富有(ふゆ)」と、旬を迎える秋から翌1月まで全国に出荷されます。ビタミンC、ポリフェノール、食物繊維をたっぷりと含む美容と健康によい食品です。

10月下旬~12月上旬
料理法生食、干し柿、デザートなど
生産地五條市、下市町、御所市、天理市など
販売場所

奈良県内の直売所、スーパーなど

参照

JAならけんHP
http://www.ja-naraken.or.jp/products/kaki.html

柿

大和きくな

特徴

葉の切れ込みが深い中葉系と、独特の香りが柔らかい大葉系の両方の特徴をもつ、中大葉系の大和きくな。奈良県北部の生産農家で誕生し、いまでは全国にも出荷されています。シャキシャキとした歯ごたえ、何ともいえない菊の香は、まさに冬の味覚の代表です。

12月~3月
料理法鍋物、すき焼き、おひたしなど
生産地曽爾村、奈良市、天理市など
販売場所

奈良県内の大手量販店、スーパー、道の駅など

参照

奈良県「大和野菜公式ホームページ」
http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=8045

大和きくな

大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。

プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006

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