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夏の女子旅で食べたい、“ひんやり葛(くず)スイーツ”

なら女子旅 奈良の風景写真

もっちりぷるん♪ の歯ごたえがたまらない「葛もち」。
ちゅるるんと、のど越しのいい「葛切り」。
ゼリーでも寒天でもない独特の食感を持つ「葛」は、古くから食べられてきた、奈良が誇る伝統食品です。
「見た目はわらびもちに似ているけど、なにが違うの?」
「そもそも、“葛”ってなに?」
そんな葛の気になるアレコレは、葛の専門店に聞くのが一番!
奈良の夏といえば今やかき氷が有名ですが、やっぱり昔ながらの「葛スイーツ」もハズせない♡
さあ、今年の夏の女子旅は、ひんやりおいしい葛スイーツとともに楽しみましょう♪

目次

奥深い“葛”の魅力を味わっちゃおう!「飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス」
美しいハスの花に心が洗われる。「藤原宮跡」
フォトジェニックなカレーに胸キュン♡「CURRYON 万葉文化館店」
もちぷるシャクッの“葛アイス”を発見!「吉方庵橿原店」

奥深い“葛”の魅力を味わっちゃおう!「飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス」

じわじわと暑くなるこの季節、奈良ではあちこちで「葛」を使ったスイーツを目にします。
透明感あふれる「葛」は夏にぴったり♪
葛の正体はマメ科の植物。その根っこからとれる“でんぷん”を精製して「葛粉」にします。中でも、良質な水が豊富で冬の冷え込みが厳しい、奈良県の吉野エリアで作られる最高級ブランドが「吉野本葛」です。

今回訪れたのは、1870年(明治3)に創業した吉野本葛の老舗「井上天極堂」の「飛鳥瑠璃璃の丘 天極堂テラス」。

「飛鳥資料館」の目の前にあるお店では、おいしい葛スイーツや葛を使ったさまざまな料理が楽しめます。併設のデモキッチンではガラス越しに、葛もちや葛切りの実演工程を見学することもできますよ!
では早速、葛もちができるまでの工程とともに、葛の持つ魅力をみていきましょう。

店内にディスプレイされた「葛根」。
毎年12月頃にこれを土から掘り起こし、機械で粉々に砕いたものを冷たい水に何度も晒します。
あく抜きと沈殿を繰り返して、真っ白なでんぷんだけを取り出す昔ながらの工程を「吉野晒(ざらし)」といい、その手法で作られる純度100%の葛粉が「吉野本葛」です。
ゴツゴツした根から白く輝く葛粉になるまで、かかる時間はなんと1か月以上! しかも1つの根っこからとれるでんぷんは、わずか10%程度! その貴重さから吉野本葛は「白いダイヤ」と言われるんですって。

1階のデモキッチンで、葛もちを作るところを見学。

吉野本葛を溶かした水を、火にかけて練り上げます。最初は白濁したシャバシャバの液体が、1分ほど練り続けるとトロミが出て、色もだんだんと透明に。

「お客様の中には、葛もちとわらびもちの違いがわからない、とおっしゃる人もいてはりますね」とスタッフさん。
葛粉でできた葛もちは、モチモチながらもプルンとした食感。
本わらび粉でできたわらびもちは、モチモチでねっちりした歯ごたえが持ち味。
また、葛もちは美しい透明感があるのに対して、本わらび粉のわらびもちはほんのり茶褐色という違いもあるそう。
「葛の最大の特徴は、その硬さをグラデーションのように変えられることですね。お湯で葛粉を溶いた葛湯は“とろりとなめらか”、葛もちは“モチモチプルン”、葛切りは“ツルツルプルン”と、いろんな食感が楽しめるのが葛の魅力です」。

「葛もち」600円(税別)

できたての葛もちは、お箸でつかもうとすると崩れちゃうほどのやわらかさ。
噛むと少しコシを感じるとろぷる加減で、あっという間にトゥルンと喉に滑り込みます。
賞味期限はわずか10分!!! それを過ぎると透明感が薄れ、せっかくの弾力も落ちてくるのだそう。
10分間の至福の時間…思いっきり堪能しちゃいましょ♡

2階のカフェからの眺めもステキ! 田風風景に癒されます。

葛もちや葛切りも人気ですが、夏の注目メニューはこのお店でしか食べられない、葛を使ったかき氷!

夏限定の「ふわとろ雪葛抹茶」800円(税別)

ふわふわ食感の氷に、とろりとした宇治抹茶の葛シロップと和三盆蜜をかけて。
トッピングは葛ぜんざい、抹茶葛もち、葛あん大福と、吉野本葛スイーツづくしの贅沢さです。

カフェでは、オーダー待ちの間に「葛ソムリエ」の称号を持つスタッフが、個性豊かな「葛」のお話をしてくれますよ。
面白いのは「葛藤(かっとう)」の語源。どちらもツル草ですが、ツルの巻き方が逆だから絡むとゴチャゴチャになる…。そこで「解きづらいもの」を「葛藤」というようになったのだそう。
とっても面白くて「へえ~!」と思う話ばかりなので、ぜひ気軽に聞いてみて。

スタッフの胸元のバッジが「葛ソムリエ」の証

できたての葛もちのおいしさを家でも味わいたい! そんな人は、手作り葛もちセットのおみやげなんていかが?

「ぷるとろくずもち」5食入り1000円(税別)。葛もちの粉にきな粉と黒蜜をセット。

とろりとした葛のおいしさをダイレクトに味わえる「葛湯」も人気♪

カップ入りのお手軽葛湯! 「クデュウー(ざくろ・りんご)」各125g300円(税別)

ざくろ味には鉄分が、りんご味にはヒアルロン酸とコラーゲン、ビタミンCが配合されていて、身体にうれしい♡
フルーティーで口当たりはサッパリ! 夏はつめたく冷やしていただいて。

日本最古の歌集『万葉集』にもたくさん詠み込まれ、古くから食用や薬用にされた歴史を持つ「葛」。
奈良に深い馴染みがある「葛」を“いただく”ことで、あらためて奈良の魅力を知るのも楽しいですよ。
今年の夏は観光がてら、ぜひ“できたての葛スイーツ”を味わいに、葛専門のカフェやお店を訪れてみてはいかがでしょうか。

<おすすめコース>

おすすめコース
Start

南阪奈道路(大和高田バイパス)出口
「小房」交差点

下矢印車 約3分(約1.3km)

朝日をあびて淡く輝くハスの花。
橿原市の「藤原宮跡」は、県内屈指のハスの名所。畝傍山をバックに、復元された朱色の列柱と、たくさんの古代ハスが映えて思わず感動…♡
花は午後になるとしぼむので、訪れるなら早朝~午前中がベストです。

→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印車 約9分(約4.7km)  

ランチは明日香村の「奈良県立万葉文化館」の中にあるレストラン「CURRYON(カリオン)」で。
イチオシは「プレミアム明日香野菜カレー」1300円(税込)。野菜に合うようにスパイスを調合した、トマトベースの欧風カレーで、村内イベントで出した限定メニューが好評でレギュラー入りしたのだそう。
明日香村産の朝どれ野菜や、いちごやブドウなどの季節のフルーツがどっさり♡ キレイな彩りに思わずテンションが上がります!


→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印車 約5分(約1.3km)  

「飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス」では、看板メニューの「葛もち」などのスイーツはもちろん、葛を使った珍しい料理が充実。
奈良でしか味わえない、ホンモノの葛のおいしさをぜひ体験してみて。

→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印車 約11分(約4km)  

「吉方庵 橿原店」で、葛を使ったひえひえのアイスキャンディーを発見!
「葛バー」1本270円(税込)~は、桃やミカン、いちごやラムネなど全7種類。一口かじると、外側はもちっとぷるるん、中はシャリシャリ♪
葛を使っているので溶けにくく、でもすこし溶けるとまた違った食感になって楽しい!
フルーティーなのに低カロリーなのも、女子にうれしいポイントです♡

→スポットの詳細DATAはコチラ
下矢印車 約10分(約3km)
南阪奈道路(大和高田バイパス)
「小房」交差点 Goal
 

<飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス DATA>

TEL 0744-46-5566
住所 奈良県桜井市山田692
アクセス 近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅から「明日香周遊バス(赤かめ)」で「明日香奥山・飛鳥資料館西」下車すぐ
営業時間 11:00~18:00(L.O.17:00)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場 116台(無料)
 

<藤原宮跡 DATA>

TEL 0744-21-1114 (橿原市世界遺産推進課)
住所 橿原市高殿町ほか
アクセス 近鉄大和八木駅からコミュニティバスで「橿原市藤原京資料室前」下車、徒歩約4分
または南阪奈道路(大和高田バイパス)出口からR165経由で約1.3km
駐車場 30台(橿原市藤原京資料室駐車場を利用)
 

<CURRYON万葉文化館店 DATA>

TEL 0744-45-0111(CURRYON本店)
住所 高市郡明日香村飛鳥10 奈良県立万葉文化館内
アクセス 近鉄橿原神宮駅または飛鳥駅から明日香周遊バス(通称:赤かめ)で「万葉文化館西口」下車すぐ
営業時間 10:00~17:30(L.O .16:30) ランチ11:00~14:00(L.O)
定休日 月曜、また万葉文化館休館日に準ずる
駐車場 万葉文化館駐車場を利用
 

<吉方庵橿原店 DATA>

TEL 0744-26-1800
住所 橿原市久米町397-1
アクセス 近鉄橿原神宮前駅から徒歩約5分
営業時間 9:00~19:00
定休日 年中無休
駐車場 10台(無料)
 

※営業時間などの変更・臨時休業となる場合があります。
おでかけの際は公式ホームページ等で事前にご確認ください。

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