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おすすめエリア

東生駒

掲載日:2011年4月1日


往馬大社


帝塚山大学附属博物館


矢田丘陵エリア・矢田丘陵遊歩道


教弘寺


生駒山麓公園

 

南都銀行東生駒支店のオススメ!

生駒山麓に広がる自然と文化に親しむ

南都銀行東生駒支店は、近鉄奈良線東生駒駅南のロータリーに面しています。

東生駒支店の最初のオススメは、往馬(いこま)大社です。国道168号からほんの少し西へ入ったところにもかかわらず、あたりは静かで厳かな雰囲気に包まれています。道路に面した鳥居の前に立って驚くのは、境内の広さです。また、前方上方につづく本殿への石段に目をやれば、神社全体を包み込むような大きな森が自然と目に入ってきます。高さ20m前後の希少な照葉樹林の森で、かなり遠くからでもこんもりと茂って見え、奈良県の天然記念物に指定されています。開発から守られた森は、ご神体とする生駒山麓の植生をいまに残す、貴重な自然となっています。

境内の石段を上がりきってすぐのところにある拝殿の後ろには、7座の神々を祀る本殿7棟が、横一列にずらりと並び、壮観です。古くから、天皇が即位するときの大嘗祭(だいじょうさい)の占いに用いる火燧木(ひきりぎ)を献上してきた往馬大社は、火燧木神(ひきりぎのかみ)として名高く、10月の火祭り(火取り行事)でも知られます。かつては「勝負祭り」「喧嘩祭り」とも呼ばれ、祭りで行われる神事は「御供上げ」や「オハナ立て」など、すべて勝敗を競うもの。最後には火の燃え盛る大松明を持って石段を駆けおり、勝敗を競います。たいへん荒々しく、勇壮なお祭りです。一度足を運ばれてはいかがでしょう。

次のオススメは、帝塚山大学附属博物館です。帝塚山大学東生駒キャンパスのなかにある博物館は、平成16年に開館した博物館です。大学の教育機関としてはもちろん、地域に開かれた博物館として、常設展示のほか企画展も開催しています。収蔵品の3本柱は、考古、美術、民俗。なかでも考古資料である瓦のコレクションは群を抜き、主に朝鮮半島から発掘された約2500点もの瓦が集められています。蓮華文様やお寺の名前入りの軒丸瓦(のきまるがわら)、鬼瓦など、ひとくちに瓦といってもバリエーションは実に多く、見るほどに味わい深く感じられてきます。ひとつの空間でこれだけの瓦の種類や点数を目にできる博物館は全国でも数少なく、とても個性的です。

最後のオススメは、「矢田丘陵エリア」の散策です。矢田丘陵は、生駒市と大和郡山市にまたがる標高およそ300mのゆるやかな丘陵。この矢田丘陵の豊かな森や野鳥たちに親しめるのが、全長約11.4kmの「矢田丘陵遊歩道」です。生駒市の総合体育館の南の山林から、大和郡山市の「矢田山遊びの森」を経由して、近鉄生駒線の萩の台駅まで続いています。

矢田丘陵エリアは「四季彩の森・山の端回廊ゾーン」「健康の森・シンボル交流ゾーン」「学習の森・自然体験ゾーン」「遊びの森・いきいき回廊ゾーン」の4つに分かれており、遊歩道もそれぞれのエリアごとに特色があります。市街からは随所に遊歩道への入り口があるので部分的に歩くこともでき、たとえばご高齢者には「健康の森・シンボル交流ゾーン」が、探検気分を味わいたいなら「学習の森・自然体験ゾーン」がオススメです。途中、丘陵を東西に横切る広い道路を渡ったり、大学の門の脇を登っていったりするのも、市街地に接した丘陵散策ならではの面白さ。ルートからちょっと寄り道すれば、往馬大社や帝塚山大学附属博物館にも立ち寄れます。東に奈良盆地、西に生駒山や生駒市街を一望しながら、大人から子どもまで安心して楽しめる遊歩道です。

生駒山麓の古社に連綿と受け継がれた古代からの信仰、そして生駒山や矢田丘陵が育む豊かな自然。落ち着いた環境のなかで歴史や文化を堪能できる散策スポット、東生駒を、ぜひ訪ねてみてください。

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