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ゆるキャラといく まちかど探検隊

vol.14 聖徳太子の足跡を追って in王寺町

掲載日:2015年6月22日


①達磨寺 雪丸像

太子ゆかりの地をめぐろう!

img_vol14王寺町は、ぼくのご主人・聖徳太子さまゆかりの町なんです~。2015年3月には、舟戸神社(ふなとじんじゃ、③)にビッグニュースがありました!太子さまが建立した46ヶ寺の1つ、西安寺(さいあんじ)があったとされる場所なんですが、その遺構と推定される飛鳥時代の塔の基壇などが発見されました。いま、考古学的にも注目されています!
(U´ω`)/ジャン!ここはJR王寺駅の南北をつなぐ久度大橋(くどおおはし、②)。中央改札口を出てすぐ右手のこの橋は、通称「雪丸ロード」の出発点!ぼくのあしあとをたどっていくと、達磨寺(④)に着くんですよ~。
ぼくのだいすきな達磨寺は、なんと古墳時代後期の円墳「達磨寺3号墳」のうえに建っています!太子さまが片岡の地で出会った達磨大師の化身である飢人を手厚く葬った…、と言い伝えられている塚を中心に建てられたお寺なんですよ~~。本堂にはご本尊の聖徳太子像と達磨大師像が安置され、どちらも国指定重要文化財です。

本堂では、真下に埋まっていた石塔などの埋蔵物も見学できます。石塔には合子(ごうす、フタつきの小さな容器)が納められ、そのなかには五輪塔、さらにまたそのなかに仏舎利(お釈迦さまの遺骨のこと)が納められていました。兵火などで何度も荒廃した達磨寺ですが、スゴイ文化財が残っているんですよ~。
本堂の南西には石造の雪丸像(①)があります。達磨廟を守ると遺言して、骨を埋めてもらったんです。泣ける~~~(U。´ω`)。
境内の東側には横穴式古墳「達磨寺1号墳」(⑤)と「達磨寺2号墳」が。1号墳の石室は法隆寺まで続くほら穴で、太子さまが行き来するのに使っていた(U´ω`)!?という言い伝えも。本堂の南東には方丈(ほうじょう、⑥。禅宗寺院の住職さんが住むところ)があり、屋根のかたち(構造)が西と東で異なる面白い建物なんですよ~。
老朽化した「方丈」を後世に継承するため、クラウドファンディングによる寄付金の募集を始めました。王寺町役場公式サイトのトップページ『達磨寺方丈修復プロジェクト』をクリック!専用サイトにアクセスして寄付できますので、ぜひご協力ください。
http://www.town.oji.nara.jp/

達磨寺のすぐ西にあるのが放光寺(⑦)。敏達(びだつ)天皇の皇女・片岡姫による創建といわれる飛鳥時代のお寺で、太子さまが建立したとも。古代は「片岡王寺」と呼ばれ、天皇や太子さまたちの崇敬を得て、皇寺(王寺)と称されました。この片岡王寺が町名の由来と考えられているんですね~。また、万葉集にも歌われる芦田池(あしだいけ、⑧)は、飛鳥時代につくられた肩岡池とも考えられており、太子さまにまつわる伝説が残っています。

太子さまが摂政となった推古天皇の言い伝えもあり、その1つが乳垂地藏(ままたれじぞう、⑨)です。わが子の乳母のお乳の出が悪くなったので、推古天皇が祈願したところ、お乳の出がよくなったというこのお地蔵さま。いまも厚く信仰されています。また、町には古い慣わしが残っていて、子どもが生まれると、舟戸神社や白山姫神社など町内の神社に氏子としてその年の秋祭りに絵馬を奉納し、成長を願うそうですよ~。とくに火幡神社(ほばたじんじゃ、⑩)がおすすめ。絵馬殿には絵馬がびっしり。壮観です~!いつの時代も親が子どもの健康や幸福を願う気持ちはおんなじなんですね~。太子さま~、王寺町の子どもたちはみんないい子に育ってますよ~~~(U´ω`)ノシ

王寺町 おうじちょう

TEL 0745-33-6668(王寺町観光協会)
①西名阪自動車道香芝I.Cから国道168号を北へ、約4.3km、約12分
②西名阪自動車道法隆寺I.Cから県道5号、国道25号、県道156号経由で約5km、約15分
③JR王寺・新王寺駅、近鉄王寺駅下車すぐ

スポット紹介

②あしあと♪ほかにも旗が立っていたり、目印いっぱい(U´ω`)/

③拝殿には明治時代の絵馬が。探してみてください♪

④土日はボランティアさんが案内してくれますよ~(平日は事前連絡で見学可)

⑤太子さまは法隆寺に行くとき、ここを通っていた!? (U´ω`)/デデン!

⑥南から見ると、西側と東側の屋根の違いがよくわかります♪

⑦むかしは小学校の校舎部分に建っていたそうです

⑧太子さまが一晩でつくった!?「朝ノ池(あしたのいけ)」の伝説が。

⑨すべてのおかあさんのお乳がいっぱい出ますように~人(´ω` U)

⑩絵馬の絵柄で、男の子はたくましく、女の子ならおだやかに育つよう願います

   

雪丸くん

出身地:王寺町
誕生日:1月1日
性格:のんびり屋でおっとり、ひとなつっこく甘え上手なほのぼのボーイ

「元旦に雪丸が鳴くと豊作になる」と語り継がれる聖徳太子の愛犬「雪丸」。雪のように白く賢い犬で、ひとの言葉を理解したとか。達磨寺には雪丸像が作られ、王寺町民に愛されてきました。いつも聖徳太子と一緒に王寺町を散歩していた雪丸は、かなりの王寺町通!町の公式マスコットキャラクターに認定、王寺町観光・広報大使として、まちの魅力を広く町内外に発信しています。

雪丸くんがいく 南都銀行王寺支店

王寺支店は王寺駅の駅前ロータリーの一角にあります。移動の合間や行き帰りに利用できる立地が、便利でとってもワンだふる。ゆきま~るを売っているケーキ屋さんもすぐ近く☆支店長さんもよく買ってくださるんです~(U´ω`)/ウフフ

行員さんたちと記念撮影です~!

(U´ω`)/♪ぼくの通帳ができました~~~

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