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水の聖地・東吉野村で涼めぐり!

更新日:2023年8月18日

暑い日々から少し離れて、ひ~んやり、すずし~ぃ、涼を感じる場所で休息しませんか?
奈良県に避暑地はたくさんありますが、今夏おススメのスポットは、南東部に位置する山深い東吉野村です。村には、水の神様をお祀りする神社があり、清流・高見川があり、大小様々な滝があり…そう、水とのつながりがとっても深い村なのです。もちろん、女子旅では外せないひんやりグルメも満載♪

水のパワーをジンジン感じる水の聖地・東吉野村で、心も身体も涼やかになる旅へ出発しましょう!

目次

水の神様にお祈りを「丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)」
自然の風景に溶けこむカフェ「Little Oven(リトルオーブン)」
東吉野村で「三輪素麺」に出合う!

水の神様にお祈りを「丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)」

空が青い!山が高い!見渡す限り、緑、緑、緑! 都市部から車を走らせると、車窓からの眺めが映画のように変わっていきます。東吉野村って、どんなところなんだろう…期待で胸が高まります。

すぐ横には清流・高見川がそよそよと流れています。あれ?地元を走るバスに遭遇!東吉野村に行くようです。村まで道案内をお願いしましょ♪

村に到着です!まずは、水の神様「罔象女神(みづはのめのかみ)」をお祀りしている「丹生川上神社」に向かいます。この神社は、下社、上社、中社に分かれていて、東吉野村にあるのは中社です。

高見川の向かいに、朱色の大鳥居が見えてきます。鳥居をくぐると、社殿へと通じる大きな参道。なんと、この日は大きな輪が設置されていました!これは、茅(ちがや)という植物で編んだ「茅の輪(ちのわ)」です。こちらの神社では、毎年6月30日、「元気に夏を越せますように」とお祈りをする行事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が執り行われます。行事が終わっても、しばらく茅の輪は残してくれていて、参拝客はこの輪を自由にくぐることができます。夏の風物詩ですね!さあ、境内へ進みましょう。

掲示板に、墨で大きく書かれた「龍神」の文字が見えます。こちらの神社では、日本最古の龍神をお祀りしているのです。拝殿では、龍神の力で運気を開くための「龍玉(りゅうだま)」がありました。願いを玉に込め、息を吹き込み、「東の滝(ひんがしのたき)」に投げ入れるんですって!早速、玉を受けて滝に向かいましょう。

神社から歩いて5分ほどで「東の滝」に到着です!

なんて神秘的なの~!それに、水しぶきがかかって涼しい~!そうだ、龍玉を投げなくちゃ!

少し進むと、「夢淵(ゆめぶち)」と呼ばれる美しいスポットが見えてきます。翡翠色の水に、朱色の橋が美しく、その名の通り夢のような美景が広がっています。ここで少し休息しましょう。

自然の風景に溶けこむカフェ「Little Oven(リトルオーブン)」

さて、そろそろ一休みしましょう。次に向かうのは、ずっと行ってみたかったカフェなんです!高見川沿いに車を走らせていると、周りの自然に溶け込むようなシンプルで、おしゃれな建物が見えてきます。

店内に入ると…なんてステキ!窓一面に東吉野の自然が溢れていて絵画のようです。眼下には高見川がそよそよと流れていて、まるで自然と一体になっているような不思議な感覚…。見ているだけで涼やかな気持ちに…。

さて、何を注文しようかな♪ガラスケースには、プリンやコーヒーゼリー、季節のフルーツをあしらったケーキが宝石みたいにキラキラと並んでいます。今回は、「シトロンタルト」をチョイス!爽やかなレモンの風味と、サクサクと香ばしいタルトがぴったりです。シュワ―と炭酸がはじける、「自家製アイスのクリームソーダ」をお供に、夏の味でリフレッシュしましょ♪

カフェのお隣は家具工房になっていて、ときどき、ギュイ~ンと作業音が聴こえてきます。カフェは奥様が、工房はご主人様がそれぞれ切り盛りされているんですって!そんなご夫婦、なんだか素敵だなぁ♪

東吉野村で「三輪素麺」に出合う!

最後にたずねるのは、夏にうれしい「三輪素麺」です。「三輪」と聞くと、大神神社のある桜井市のイメージが強いのですが、実は東吉野村でも三輪素麺を製造・販売しているんです。ではここで、三輪素麺についてご紹介しましょ♪

◆三輪素麺豆知識◆
日本の麺食文化のルーツとされる、三輪の手延べ素麺。国内随一の品質の高さで、毎年5月には天皇皇后両陛下をはじめ各宮家へ献上されています。高品質の素麺づくりに欠かせないのが、気候です。三輪素麺は、湿気の少ない冬に作られ、高温多湿の梅雨の時期に寝かせ、夏前から出荷が始まります。極寒の吉野地域だからこそ、コシのある、極上の素麺ができるというわけです。

さて、到着したのは川口製麺所さん。三輪素麺をはじめ、吉野葛が入った「ふとめん」や蕎麦など、いろんな種類の麺を製造・販売されているんです。川口さんご夫婦とスタッフさん数名で切り盛りする製麺所。厳冬の時期は、早朝から夜まで休みなく作業が繰り返されます。では、冬場の製造現場の様子を一部ご紹介しましょう。

店主の川口さんが吊るしているのは、生の状態の素麺。高くかけて、素麺を伸ばします。大変な作業です…。

こちらは、さばき作業の様子。素麺が粘着しないように、長い箸でさばくのですが、これがスゴ技!くるくると手早く、箸を回転させ、糸のように細い素麺を一本一本、からまることなくさばいていきます。職人技ですね!

実は川口さんのご実家は、代々林業を営んでいました。東吉野村は昔から林業が盛んな地域でしたが、時代の変化と共に林業が衰退してきたことから、村では冬場の新たな仕事として素麺づくりを推進。恵まれた自然環境もあり、村の産業として定着してきたのが素麺づくりでした。ところが、厳冬での過酷な労働などが影響し、次世代の担い手が減少。製麺所の数も減りつつあるのだそうです。

「たしかに、素麺づくりは大変な仕事です。でも、仕事があるって幸せなことですよ。先のことを考えるより、目の前の素麺に向き合わなくちゃ!」と川口さんは明るく朗らか!「一緒に働いてくれている家族や従業員のためにも、身体が続く限りは頑張らないとね」と感謝の気持ちを表します。

清らかな水に恵まれた東吉野村の旅はいかがでしたか?豊かな自然の恩恵を生活の糧とし、自然の厳しさと共生する村の人たち。今年の夏はぜひ、東吉野村で涼しい自然を満喫しながら、その地で生きる人々との触れ合いの時間を作ってみてはいかがでしょう?

おすすめコース

おすすめコース

Start

近畿自動車道「美原JCT」より、南阪奈道路、国道169号線を経由し、約70㎞

「丹生川上神社 中社」

朱い鳥居と緑のコントラストがキレイ!

高見川沿いの青い旗が目印

白鳳4年(675年)、天武天皇により創祀。水を司る罔象女神(みづはのめのかみ)をお祀りし、人々は五穀豊穣をお祈りしてきました。同社では、無病息災をお祈りするために例年6月30日に夏越の大祓を斎行。6月中旬から7月上旬まで「茅の輪」を設置し、参拝客は自由にくぐることができます。機会があればぜひ、茅の輪くぐりの時期に行ってみてくださいね!

→スポットの詳細DATAはコチラ

徒歩 約5分
「夢淵」

朱い蟻通橋とのシルエットが美しい「夢淵」

水の勢いが強い「東の滝」

道案内があるので安心!

高見川、四郷川(しごうがわ)、日裏川の3つの川が合流する場所に、翡翠色に渦巻く深い淵「夢淵」があります。日本書紀によると、初代・神武天皇が東征と全国平定する際に、お酒の入った瓶を「夢淵」に沈め、天神の教えにより勝利をしたとされる占いの場とされています。
東の滝は、落差は10mほどですが、水の量が豊富で、ピチピチと水しぶきがかかるほど近くから鑑賞できます。

車 約10分
「Little Oven」

木のおうちみたいでステキ!

ピクチャーウィンドみたい…!

キュートな看板が目印♡

高見川のほとりに佇む小さなカフェ。てんさい糖やはちみつなど、身体に優しい素材からできるスイーツはどれも優しい味。旬のフルーツをあしらったケーキに、ひんやり冷えたクリームソーダ。とびきり涼やかな夏のカフェタイムを満喫しましょ♪手づくりの焼き菓子をお土産にしてもGood!

→スポットの詳細DATAはコチラ

 車 約5分
「川口製麺所」

素麺がズラリ~!

清冷な水と寒冷な気候を生かし、最高品質の三輪素麺を製造・販売する製麺所。吉野の名産「吉野葛」を素麺に練り込み、強いコシとツルンとしたのど越しが楽しめる「吉野葛入りそうめん」や「吉野葛入り手延べそば」などを開発。麺の美味しさを思う存分味わえるよう趣向を凝らしています。

→スポットの詳細DATAはコチラ

店頭でも購入できるので嬉しい♪

Goal

【特別編】三輪素麺 冨永屋 「素麺を喜んでくれる人のために」 

糸のように細く、艶やかで、上質な小麦の味わいに加え、歯ごたえ、喉ごしも素晴らしい。全国から注文が寄せられるのも納得の逸品「三輪素麺 つくばねの糸」。この至高の素麺を製造・販売しているのが「冨永屋」さんです。1983年創業以来、素麺は手延べで製造。三輪素麺協同組合が定める規定に遵守しながらも、小麦粉はこだわりのものを選ぶなど、独自の感性も大切にしてきました。

素麺づくりは、9月末から3月末までの期間で、4月から6月末まではうどんやそばづくり。製麺所では一年を通じて様々な商品が作られています。冬場の作業は特に厳しく、毎日午前3時半から夜まで続けられます。県内でも有数の極寒の地・東吉野村。シンシンと雪が降る中、休むことなく製造し続けるのは重労働です。今日、私たちが美味しい素麺が食べられているのも、職人の方々のおかげなんですね。

代表の冨永さんは「数ある素麺の中から選んでいただけるのは本当にありがたいです。『美味しい』と喜んでくれるよう、これからも頑張っていきます」と話します。
ここで、冨永さんに教えていただいた美味しい素麺の食べ方をちょっぴりご紹介します♪それは、ラー油をかけること!冷たくても、温かくてもピリリとした辛みが味のアクセントになって食欲アップ!ぜひ、試してみてくださいね♪

◆三輪素麺 冨永屋
【TEL】0746-42-0283
【住所】奈良県東吉野村小139
【Webページ】 https://www.tominagaya-nara.jp/

<丹生川上神社 中社 DATA>

TEL

0746-42-0032
住所 奈良県吉野郡東吉野村小968
アクセス (車)西名阪自動車道「天理IC」より、国道169号、国道165号、国道166号を経由。村内の県道16号・220号へ
駐車場 あり
拝観時間 拝観自由/社務所受付 (夏季)8:30~17:00 (冬季)8:30~16:30

<Little Oven DATA>

TEL 090-4305-1968
住所 奈良県吉野郡東吉野村小栗栖77
アクセス

(車)西名阪自動車道「天理IC」より、国道169号、国道165号、国道166号を経由し。村内の県道16号へ

駐車場 あり
営業時間

11:00〜16:30

定休日

月・火・水・日(不定休)

<麺の匠 川口製麺所 DATA>

住所 奈良県吉野郡東吉野村小川201
TEL 0746-42-0310 ※電話による注文は受付不可
アクセス

(車)西名阪自動車道「天理IC」より、国道169号、国道165号、国道166号を経由。村内の県道220号へ

駐車場 あり

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