崇道天皇社 ～平城天皇大同元年（西暦806年）創建の由緒ある御霊神社～
掲載日：2017年3月23日
紀寺支店の宮﨑です。今回は南都銀行紀寺支店から道路を隔てたところにある｢崇道天皇社（すどうてんのうしゃ）｣をご紹介します。
藤原種継暗殺の首謀者の嫌疑をかけられ、皇太子の座を追われ淡路島へ流される途中で無実を訴え憤死した桓武天皇の皇弟早良親王（さわらしんのう，崇道天皇）。その後、凶事が続いたことから早良親王の怨念との声が高まりました。
崇道天皇社は、その霊を鎮めるために建てられた御霊神社で南都二大御霊神社の一つとされる歴史ある神社です。その歴史は長く、なんと大同元年（西暦806年）創建で、古くから氏神として当地を見守っていただいています。
歴史を感じる手入れのいきとどいた参道！
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大きな鳥居をくぐり、東向きに進むと本殿が見えてきます。
境内には春日見の腰掛石や巨木が残り、歴史を感じる参道です。
本殿は重要文化財！
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本殿は桃山時代創建と推定される春日若宮本殿を、元和9年（1623年）に移建したもの。
奈良の歴史を感じます。
地元の方々が集まるお祭り！
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毎年7月15日に行われる夏祭りには燈花会・綿菓子・金魚すくいを行い、10月14日・15日の秋の例祭は、御神輿・猿田彦面・瑝々・獅子頭面が公開され、みんなで餅つきをしたり地元の方々で大賑わいです。
DATA
| 名称 | 崇道天皇社 |
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| 住所 | 奈良市西紀寺町40 |
| 電話番号 | 0742-23-3416 |
