

春のおむすび
掲載日:2016年4月8日
料理創作・監修/白水智子
春の野山を思い浮かべるおむすびです。桜の花と葉が春の香りをはこんでくれます。

 2個187.3Kcal
2個187.3Kcal
| ご飯 | 110g×2 220g | 
|---|---|
| 緑茶(細かくしたもの) | 小さじ1 | 
| 塩 | ふたつまみ | 
| 桜の花 | 塩漬け4個 | 
| 小梅 | 3個 | 
| 桜の葉の塩漬け | 1枚 | 
(1) 	桜の花はさっと洗い水に漬けておく(10分程度)。葉は洗って水気をふき取り、縦半分に切っておく。
(2) 	炊き立てご飯は110gずつボウルに入れる。
(3) 	1つのボウルに緑茶を細かくくだいたものと塩を入れさっくりと混ぜる。
(4) 	もう1つのボウルに小梅の実を粗微塵にしたものを入れさっくり混ぜる。
(5) 	それぞれのボウルで2個ずつおむすびを作る。
(6) 	緑茶の方は水気を取った桜の花を飾り、小梅の方は桜の葉で巻く。
※人数に合わせて量を加減してください。
桜
| 特徴 | 吉野では桜は聖なる木であるとともに、花や葉は食用としても古くから利用され、特に桜の花の塩漬けは八重桜が香りがよいとされ、料理や羊羹や各種お菓子などさまざまに用いられてきました。また花は、リキュールやお香などにも利用されています。 | 
|---|---|
| 旬 | 3~4月 | 
| 料理法 | 料理、お菓子など | 
| 生産地 | 吉野山など | 
| 販売場所 | 吉野山など | 

大和茶
| 特徴 | 大和茶は、大同元年(806)に弘法大師が唐から茶の種を持ち帰り、宇陀地方に植栽したのが始まりといわれています。現在奈良県は全国第6位の茶葉生産を誇っています。煎茶・番茶・玉露・ほうじ茶・玄米茶・かぶせ茶、抹茶など、さまざまな種類のお茶が生産され、健康飲料としても注目を集めています。 | 
|---|---|
| 旬 | 新茶5月 | 
| 料理法 | 飲料、天ぷら、和え物など | 
| 生産地 | 奈良市東部地域(田原・柳生・大柳生・月ヶ瀬・都祁)、山添村、宇陀市 | 
| 販売場所 | 県内各地 | 
| 参照 | 

梅干
| 特徴 | 奈良時代、仏教の伝来とともに中国から渡ってきた梅干。観梅の名所でもある五條市の西吉野や奈良市の月ヶ瀬では、古くから梅の実を利用した加工食品が作られてきました。ビタミンAを多く含み、静菌や解毒、整腸効果のある梅干は、消化器系の病気や解熱にもよく、消化のよいお粥といっしょに食べると効果もアップします。 | 
|---|---|
| 旬 | 通年 | 
| 料理法 | 梅肉として和え物、フライ、焼き物など | 
| 生産地 | 西吉野町(五條市)、月ヶ瀬(奈良市)など | 
| 販売場所 | 奈良県内の道の駅、JAなどの朝市、スーパーなど | 
| 参照 | 

大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006









