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真菅

掲載日:2011年1月1日


曽我川緑地


宗我坐宗我都比古神社・入鹿神社・正蓮寺大日堂


人麿神社


磐余神社


瑞花院吉楽寺


梅川・忠兵衛の碑(善福寺)

南都銀行真菅支店のオススメ!

万葉歌に詠まれた地に歴史ある古社を訪ねて

南都銀行真菅支店は、昔ながらの商店街の雰囲気を残す近鉄大阪線真菅駅の駅前から、北へ50mほどのところにあります。

真菅支店の最初のオススメは、曽我川沿いに広がる曽我川緑地公園です。平成14年に造られた公園は曽我川の右岸を利用した多目的公園で、スポーツに汗を流す「多目的広場」、親子でボール投げなどをして遊べる「芝広場」、子どもたちに大人気のすべり台やアスレチックが設置された「ちびっこ広場」があり、目的に応じて楽しむことができます(多目的広場は要申し込み)。また朝や夕方には、散策やジョギングを楽しむ人も多く、川岸にある公園ならではの、ゆったりとした気持ちのいい時間が過ごせます。

また公園の高いところからは、堤の向こうに曽我川を望むことができます。 「真菅よし 宗我(そが)の河原に鳴く千鳥 間無しわが背子 わが戀(こ)ふらくは」(巻12-3087)。 恋焦がれる恋人への思いを、曽我川の川原で鳴く千鳥に託した柿本人麻呂の歌で、「真菅よし」は「そが」に掛かる枕詞です。現在の橿原市曽我町は、旧真菅(ますげ)村の村域に入りますが、いまも真菅(ますが)駅や真菅(ますげ)小学校など、同じ字で読み方の異なる名称が並存しています。この枕詞の読みにも、「ますがよし」「ますげよし」の2つの説があります。地名や名称の中に、いまも万葉の世界が生きているとは、なんともロマンチックです。

次のオススメは、古代の有力豪族、蘇我氏ゆかりの神社めぐりです。橿原市曽我町は、蘇我氏と縁の深い土地です。河内から移ってきた石川宿祢(いしかわのすくね)が居館を構え、そのときに当時の地名表記であった「蘇我」を、一族の姓としたといわれています。のちに飛鳥で勢力を伸ばしていく前の、いわば大和国における蘇我氏の誕生の地といえるでしょう。真菅駅の南側には蘇我氏の祖神を祀り、曽我さんと親しまれる宗我坐宗我都比古(そがにいますそがつひこ)神社が、また大和八木駅の西には、蘇我入鹿を祀る入鹿神社が鎮座しています。入鹿神社は、明治のときに、歴史上「逆臣」の蘇我氏を祀るのはやめるよう政府から命令が下されましたが、地元の人々が断固反対したといいます。約1500年も前の人々でありながら、いまも地元民に愛される蘇我一族。そのゆかりの社を訪ねてみてはいかがでしょう。

最後にオススメするのが、大和八木駅近くの人麿神社です。ここには柿本人麻呂の万葉歌「秋山の 黄葉を茂み 迷ひぬる 妹(いも)を求めむ 山道知らずも」(巻2-208)の碑が建てられており、万葉ファンにはぜひ訪れていただきたいところです。また先に記した「真菅よし」の歌碑は、真菅駅北西の磐余(いわれ)神社にありますので、併せて訪ねてみてはいかがでしょう。ちなみに人麿神社は5月4日に行われる「すすつけ祭り」で有名です。昔のように、当屋の家に子どもたちを集め、人麿神社まで追いかけながら、家々から集めて練った煤(すす)をつけるといったことはいまでは行われていませんが、人麿神社での墨のつけあいに子どもたちは大はしゃぎ。村の繁栄を願う年に一度の楽しい祭りです。県の無形民俗文化財にもなっているこのお祭りも、機会があったらぜひお出かけ下さい。

蘇我氏や万葉の香りが連綿と息づく真菅周辺ですが、国道166号沿いには映画館のある大きなショッピングモールができ、夜でも車や人の流れが多くなりました。橿原観光のターミナル駅となる大和八木駅もリニューアルし、駅周辺も再開発が進められています。歴史散策を終えた帰り道、ちょっとしたショッピングを楽しむのもいいものです。万葉歌に詠われる真菅の地を、ぜひ訪ねてみてください。

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