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素麺と半白きゅうりのサラダ風春巻き
掲載日:2013年5月7日
料理創作・監修/白水智子
初夏を感じる素麺と半白きゅうり。冷やし中華風の春巻きに仕上げました。つるつる、シャキシャキの食感を楽しんでください。

(4人分) 1人分 220.6Kcal
| 素麺 | 1束 |
|---|---|
| 半白きゅうり | 1本 |
| 焼き豚 | 80g |
| 紅しょうが | 15g |
| 春巻きの皮 | 4枚 |
| ごま油 | 小さじ1/2 |
| サラダ油 | 大さじ3 |
| 酢、濃口醤油 | 適量 |
| 香菜 | 適量 |
(1) 素麺は茹でて冷水に取り、しっかり洗い、ざるに上げ水気を切る。ボウルに移し、分量のごま油で和えておく。
(2) 半白きゅうり、焼き豚は5mm程度の幅の千切りにしておく。紅生姜は2mm程度の千切りにする。
(3) 春巻きの皮は斜め半分に切り、逆三角形の形に置く。
(4) 皮の手前1/3ぐらいのところに、素麺、半白きゅうり、焼き豚、紅しょうがを細長く置き、手前から春巻きの要領で包む。
(5) フライパンを予熱し、分量のサラダ油を馴染ませ、焼き色がつくまで、面を変えながら焼いてゆく。
(6) キッチンペーパーに取り、斜め半分に切り盛り付ける。あれば、香菜をあしらう。
(7) 酢醤油もそえる。
※ 中まで火を通さず、周りの皮をカリッと焼くようにしましょう。
※ 酢醤油は好みの味で加減してください。好みで練りからしを添えても良いです。
三輪素麺
| 特徴 | 奈良時代、三輪の大神神社の神主が村人に製法を教えたとも、中国の唐菓子の一種が変化したとも伝わる三輪素麺は、奈良の特産品の代表格。極寒の冬に手延べで作られる素麺は、職人の経験と技とが光る、舌触り、歯ごたえすべて最高級の製品です。 |
|---|---|
| 旬 | |
| 料理法 | 冷やし素麺、にゅうめんなど |
| 生産地 | 桜井市三輪 |
| 販売場所 | 桜井市三輪周辺 |
| 参照 | 奈良県三輪素麺工業協同組合 |

半白きゅうり
| 特徴 | きゅうり本来のほろ苦さと歯切れの良い食感が楽しめます。生食での利用の他、皮が薄く、熱を加えても食感が変わらないのが特徴で、独特のシャキシャキ感があります。かつては大和で“きゅうり”といえば白色が主流でしたが、栽培に手がかかるため管理が楽な青きゅうりに押され、市場から姿を消してしまいました。その後、自家栽培だけで細々と栽培されていた半白きゅうりでしたが、近年品種改良され、再び脚光を浴びるようになっています。 |
|---|---|
| 旬 | 4月~7月 |
| 料理法 | 生食、漬け物、炒め物、煮物など |
| 生産地 | 葛城市、大和郡山市 |
| 販売場所 | 朝市アグリマート新庄 |
| 参照 | 奈良県「大和野菜公式ホームページ」 |

大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。
プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006






