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ふるさとの味

大和肉鶏のソテー トウキのクリームソース

掲載日:2017年7月12日
料理創作・監修/白水智子

大和トウキ葉をフレッシュで。この時期、一番香りがよく、トウキの香りを存分に味わうことができます。しっかりとした大和肉鶏と合わせました。

大和肉鶏のソテー トウキのクリームソース

材料2人分(1人分480Kcal)

大和肉鶏もも肉300g
トウキ葉(茎も)大6枚
白ワイン大さじ2
生クリーム大さじ5
牛乳大さじ2
少々
胡椒少々
小麦粉少々

作り方

(1) トウキ葉は茎もすべてみじんに切る。
(2) 鶏肉は塩、コショウを振り、身の方だけ軽く粉をはたく。
(3) フライパンを温め、皮目から蓋をして焼く。上面が白くなったら、返して身の方も焼く。
(4) 白ワイン、生クリーム、牛乳も加え、とろみが出るまで弱火で煮る。味をみて、塩加減を調整する。
(5) トウキ葉を加えさっと火を通し、お皿に取り出す。一口大に切り、クリームソースをかける。

ポイント

大和肉鶏

特徴

名古屋種とニューハンプシャー種、シャモを交配した肉用鶏。第二次世界大戦前、奈良は日本の代表的な肉用鳥「やまとかしわ」の生産地として知られていました。120~140日かけて育てられた肉はほどよく脂がのり、歯ごたえと深いうまみがあり、昔ながらの味わい。ビタミンAや、ビタミンB群も豊富です。

 通年
料理法煮物、焼物、炒め物など
生産地奈良県北部、中部
販売場所

畜産ならショップ(葛城市山田123-2、平日/9時~18時、土日/7時~18時、無休〈年末年始除く〉、TEL 0745-69-5300)、県内大手スーパー、道の駅ほか

参照

「奈良県畜産農業協同組合連合会」
http://www.chikusan.or.jp/nara/main/top.html

大和肉鶏

大和当帰(やまととうき)

特徴

トウキはセリ科の多年草で、奈良県では高市郡や吉野郡、五條市、宇陀市などを中心にヤマトトウキが栽培されています。ゆでて乾燥させた根は生薬として、冷え性や鎮痛、強壮、婦人病などに効果があるとされ漢方薬「当帰」として処方されてきました。近年では葉や茎の部分も、ハーブティーとしていただいたり、トウキパウダーのように、粉末を様々な料理に混ぜて使ったりと、用途も広がっています。

夏と秋(生葉)
料理法クッキー、ハーブティー、ハーブソルトなど
生産地奈良県吉野郡、高市郡
販売場所

奈良のうまいものプラザ(JR奈良駅構内1F)、県内大手スーパー、道の駅ほか

参照

「奈良のうまいものプラザ」 http://www.narano-umaimonoplaza.com/

大和当帰(やまととうき)

大和野菜や特産品は店頭に並んでいない場合もありますので、お出かけ前にお問い合わせください。

プロフィール/白水智子(しらみず ともこ)
料理家。「クッキングサロン Tomoko's Table」主宰。著書に『ふだんの食材で気軽につくる人気のおもてなし料理~奈良発 Tomoko‘s Tableの美味しいレシピ~』(旭屋出版)など。
ブログ「膳-Sai」http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006

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