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スイカに魅せられた奈良人たち(後編)

表紙写真:「マルト翠花」の収穫祭の様子

前編からの続き)
歴史をたどると、かつては奈良を代表する農作物であったスイカが、現在は種として全国シェア8割を誇るなど、様々な変貌を遂げてきました。そして今、スイカを足掛かりとした新しい試みが始まっています。舞台は、奈良の中央に位置する磯城郡田原本町。後編では、地元産のスイカが「マルト翠花(すいか)」となり、多くの人に親しまれている取り組みをご紹介します。

1.田原本町で栽培された「マルト翠花」

周囲を山々に囲まれた奈良盆地の中心にあり、県内有数の農作物の産地である磯城郡田原本町。温暖な気候と朝晩の温度差が大きいことからスイカ栽培に適しており、昭和初期には奈良盆地一帯でスイカが栽培され、全国に出荷されていました。昔と比べて栽培農家は少なくなりましたが、今でも県内の農産物直売所には地元産のスイカがずらりと並びます。


山々に囲まれた奈良盆地に広がるスイカ畑

2020年8月29日、田原本に宿泊施設「NIPPONIA田原本マルト醤油」がオープンしました。「泊まれる醤油蔵」というコンセプトのもと、歴史ある田原本の風土を堪能できるとともに、新鮮な地元の食材を使った料理が味わえるとあって、県内外からの注目が集まっています。この施設で提供されているのが、地元の契約農家さんが栽培した「マルト翠花」です。

2.「子どもたちに喜んでほしい」という農家の思い

マルト翠花の種は、同じ田原本にある萩原農場が育種する「祭りばやし」。白い縁の部分までしっかりと甘みがあり、シャリシャリと瑞々しい食感が特長です。7月には収穫祭も開催し、たくさんの子どもたちが収穫を楽しみました。

「スイカを食べた子どもたちが『おいしい!』と喜んでくれたら嬉しいです」と話してくれたのは、マルト翠花を栽培する契約農家さん。種を作る人がいて、育てる人がいるからこそ、おいしく食べることができる。人々に馴染みの深いスイカの歴史をたどることで見えてきたのは、生産者の努力と、食べる人たちの笑顔でした。

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