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新大宮

掲載日:2009年4月1日

近鉄新大宮駅界隈は、新しい店が軒を連ねる繁華街ですが、ほんの少し道を入ってみると、古代の人も歌に詠んだ佐保川が静かに流れ、天平の古寺が現在の町並みの中に点々と残っています。奈良市の北部、平城山(ならやま)の麓に、歴史の道を訪ねて―。


法華寺

海龍王寺

不退寺

佐保川

ウワナベ古墳・コナベ古墳・磐之媛命陵
 

大宮支店のオススメ!

桜花咲き誇る万葉の道を歩く

南都銀行大宮支店は、近鉄新大宮駅の南側、国道369号の大通り沿いにあります。

大宮支店の最初のオススメは、佐保川の桜です。佐保川は『万葉集』にも詠まれ、古代から人々に親しまれてきた川です。佐保川は四季折々の風景を楽しませてくれ、また桜が咲く季節の美しさは格別です。

佐保川沿いには、奈良市の法蓮(ほうれん)町から西九条(さいくじょう)町まで、約5kmにわたって1050本を超える桜が植えられており、川は薄紅色の花で覆われます。土手から川面までどの木もよく枝を伸ばしているため、法蓮町から芝辻町のあたりでは、川のゆるやかなカーブともあいまって、場所によっては桜で川筋が見通せなくなるほどです。JR関西本線のやや東側の右岸には、幕末の奈良奉行、川路聖謨(かわじとしあきら)が、未来の奈良の人々のために植えたという樹齢約150年の「川路桜」もあります。夜にはライトアップも行われ、夜桜を楽しみにそぞろ歩く人々で賑わいます。一方、恋の窪の県立図書情報館のあたりは川筋がまっすぐに伸びているため、桜並木が一直線に見通せ、清々しい気分を味わうことができるでしょう。

次にオススメするのは、海龍王寺(かいりゅうおうじ)のユキヤナギです。海龍王寺は天平3(731)年に光明(こうみょう)皇后が創建した古刹です。山門から本堂にいたる参道は、秋はハギの花が咲き乱れ、古寺の風情漂う道として知られます。椿、紅梅、白梅と順に花開く庭には、3月下旬から4月の上旬にかけて、枝もたわわにユキヤナギが白い花を咲かせ、境内を眩しいほどの白一色に染めます。さらに桜の花も咲き舞い散り、趣を添えます。

最後にオススメするのは佐保路の歴史探訪です。奈良市北部に連なる平城山(ならやま)は、東を佐保山、西を佐紀山といい、古社名刹や巨大古墳が点在する魅力的なエリアです。このエリアを東西に通る道は、東大寺の転害門から法華寺にいたるまでを佐保路、ここから西大寺へいたる道を佐紀路と呼び、いずれも古い家並みや古写真のままの風景をいまもたどることができる奈良らしい道です。地図を手に、あるいは「歴史の道」の標識を道案内に、春の佐保路を歩かれてみてはいかがでしょう。佐保路には「佐保の三観音」として、「聖観世音菩薩立像」(しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)を祀る不退寺、海龍王寺と法華寺には「十一面観世音菩薩立像」が祀られています。また、佐紀盾列(さきたたなみ)古墳群のウワナベ古墳、コナベ古墳、磐之媛命陵(いわのひめのみことりょう)など大きな前方後円墳が密集し、歴史を探訪する楽しみにあふれています。

古代の人々も、仕事に恋に、足繁く通った佐保の道。うららかな奈良の都の春を訪ねてみませんか。

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