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大安寺

掲載日:2010年6月1日


大安寺


奈良県立図書情報館


平城京羅城門跡


元石清水八幡宮


大安寺杉山古墳


奈良市埋蔵文化財調査センター

南都銀行南支店のオススメ!

平城京の南、大安寺周辺を歩く

南都銀行南支店は、JR奈良駅東口から県道754号を南へ900mほど進んだところにあります。 南支店の最初のオススメは南都七大寺のひとつ、大安寺です。大安寺は国家によって最初に建てられた官大寺で、はじめ百済大寺と称し、その後、大官大寺と改称されました。710年の平城京遷都の後に飛鳥から現在の地に移され、大安寺となります。遣唐使として仏教文化を持ち帰った道慈が住職となり、長安の西明寺を模して壮大な伽藍を造営し、朝廷の信頼もたいへん厚かったといいます。

この大安寺で毎年6月23日に行われるのが「竹供養(癌封じ夏祭り)」です。大安寺は「竹の寺」とも呼ばれ、強靭で優雅な「大安寺竹」は、弘法大師をはじめ、大安寺の僧によって全国に広められました。この日、境内では竹供養が営まれ、日本人の生活になじみ深い竹に感謝の意がささげられます。また早朝からは癌封じの祈祷が行われ、浴衣姿の笹娘たちによって青竹の筒に入った笹酒がふるまわれます。ほんのりと竹の香りがする笹酒は健康や長寿にご利益があるといい、遠方からも大勢の参拝客が訪れます。酒の香漂う大安寺の夏の風物詩に、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。なお笹酒のふるまいは、1月23日の光仁会(こうにんえ)でも行われます。

また大安寺の正面には「歴史の道」が東西に通り、そこから少し南に行くと「元石清水八幡宮(もといわしみずはちまんぐう)」があります。その道の途中からは、1月の第4土曜に行われる「若草山焼き」、8月15日に行われる「奈良大文字送り火」がとてもよく見え、地元の人たちの穴場スポットとなっています。

次のオススメは、平成17年に開館した奈良県立図書情報館です。奈良県の歴史に関する膨大な資料や、全国でも珍しい「戦争体験文庫」をはじめ、一般・専門資料をあわせて現在約25万冊の蔵書を誇ります。ユニークなのは、単に図書を並べるだけの従来の図書館ではなく、情報発信や研究の拠点として“活動する図書館”であることです。館内では複数の企画展示や図書展示をはじめ、図書館寄席「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)」、演奏会などが次々と催されています。特に奈良の歴史や文化に多角的にせまる県立図書情報館館長公開講座「図書館劇場」(申込み制)は、毎回大盛況です。桜並木が美しい佐保川沿いにあり、すっきりとした近代的な外観が目を引く図書情報館は、散歩の途中にも気軽に立ち寄れる知の殿堂。カフェレストランもあり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。いつ訪れても新しい何かを発見できるオススメの図書館です。

最後のオススメは、平城京羅城門(らじょうもん)跡です。羅城とは都を囲む城壁のことで、その南の中央に置かれたのが羅城門です。朱雀門から南へ伸びる朱雀大路の南端にあり、平城京の正門と考えられています。平成17年、これまで規模や形が謎につつまれていた羅城らしき遺構がようやく発見され、門あるいは築地塀(ついじべい)の跡と考えられる柱穴などが九条大路南側で確認されました。さらに平成19年には十条大路が発見され、九条大路が最南と考えられていた平城京の当初の姿が、考古学上100年ぶりに描き変えられました。現在、羅城門跡を示す石碑が奈良市と大和郡山市との境にあたる地に建てられていますが、発掘調査によって、古代の都はこれからも姿を変えていくかもしれません。

平城遷都1300年にあたる今年、平城京の南の地にあたる大安寺とその周辺を、往時の都の広がりに想いを馳せながら散策されてはいかがでしょう。

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