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大淀

掲載日:2011年5月1日


世尊寺


ちびっ子桧垣本座


道の駅吉野路大淀iセンター


大淀の梨


泉徳寺


石塚遺跡


妙楽寺

  

南都銀行大淀支店のオススメ!

遠く吉野の山々を望みつつ、伝統が深く息づく町を歩く

南都銀行大淀支店は、近鉄下市口駅の南、国道370号沿いにあります。

大淀支店の最初のオススメは、世尊寺(せそんじ)です。吉野の山並みを遠くに見渡す比曽(ひそ)にあるこの寺院は、日本書紀にも登場する、歴史のある落ち着いた佇まいが魅力です。樹齢を重ねた背の高い桜の木々がつくるトンネルを抜けて中門前に立つと、厳かな気持ちに包まれます。中門から一歩踏み入れば、正面に本殿、そして左手に太子堂が現れます。緑の山々と広い青空を背景に、寺院の瓦と敷き詰められた石の白さが目に鮮やかに映ります。桜の季節の次には、見事なつつじが境内を彩ることでしょう。こんもりと丸く整えられた植栽がその時を待っているようです。

本堂にお参りの際には庫院(くいん)へ申し出るようにとの表示に従いお声をかけると、本堂の鍵を開けて上がらせてくださいます。御本尊の阿弥陀如来座像の前に座ってゆっくりと顔を上げてみると、御本尊のなんとも穏やかな表情に心が鎮まります。面長な顔、ほんの少し上がった口角。静かに微笑まれるお顔から微笑仏と呼ばれているという説明に誰もがうなずくことでしょう。お隣には聖徳太子十六才孝養像。以前は太子堂にいらっしゃっいましたが、今は御本尊とともにこちら本堂におられるとのこと。16歳の凛々しいお姿は、御本尊に守られてすっと前を見据えておられます。毎年4月29日には聖徳太子報恩大会式があり、多くの人が寺を訪れます。花も木も生き生きと輝くこの時期、ぜひ一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

次のオススメは、桧垣本(ひがいもと)猿楽(さるがく)です。猿楽は奈良時代に中国から伝わった散楽(さんがく)が発展したもので、桧垣本にも桧垣本猿楽座と呼ばれる一座がありました。桧垣本猿楽が吉野猿楽のひとつとして、室町時代から江戸時代にかけて大和猿楽四座とともに活躍していたことは、吉野山の野際会や吉野水分神社、勝手神社で演じた記録から明らかです。しかし、残念ながらその歴史を伝える文化財は多くは残っていません。それはなぜかというと、江戸幕府が大和猿楽四座を中心とする統制をとったため、江戸へ移るために根拠地である桧垣本を離れてしまったからです。一座が江戸で芸術性を高めて活動をする一方で、誕生の地桧垣本では次第に忘れられていったのでした。

平成14年、大淀町では桧垣本猿楽座を町の文化財として育み後世へ伝えるための活動がスタートしました。そのひとつ、「ちびっ子桧垣本座」では、子どもたちが猿楽の先生に稽古をつけてもらい、地元で誕生した伝統芸能を学び、舞台で披露するまでになっています。

最後のオススメは道の駅吉野路大淀iセンターです。奈良県北部や大阪・兵庫・京都方面から吉野を訪れる場合、多くの車が国道169号線を南下していきます。緑が徐々に深まり、登り坂になったあたりで芦原トンネルがあります。トンネルを抜けると大淀町で、ほどなく左手に大淀iセンターが見えてきます。実際にこの国道を通る自動車や観光バスは、吉野に入る前にここで一度休憩をするようで、普通車80台、大型車10台、障害者用2台の駐車場は平日でもかなり埋まっている状態。まさに吉野の玄関口の役割を果たしている道の駅です。

大淀iセンターに到着してまず目につくのは、収獲されたばかりの野菜や果物が並ぶ「野菜直売所」です。ここの商品には生産者の名前が表示されているので安心できると評判で、いつもにぎわっています。その奥の「特産品コーナー」には吉野の杉や檜の割りばしや、特産品の柿や葛を使ったお菓子や漬けものなどの特産品がズラリと並びます。「食事・喫茶コーナー」のレストラン「ときん」では、柿の葉ずしや、黒米カレーなど地元の味覚がおすすめ。さくらなど旬の味覚のソフトクリームも味わえてドライブの休憩にぴったり。このほかにも地元特産品としては大淀町生まれの二十世紀梨もあります。梨のシーズンには収穫体験が楽しめる観光農園もあるので、体験してみてはいかがでしょうか。

季節の花々や温泉を楽しむ吉野の玄関口として、また歴史と文化の香り高き町として、緑豊かな穏やかな町並みを誇る大淀町。ぜひ一度散策に訪れてみてください。

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