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西吉野

掲載日:2008年5月1日

早春のまだ薄い日差しのなか、山の斜面をまるで霞がたなびくように、紅白の梅の花が咲きこぼれる。芳醇な梅の香は、かつてこの地にすまった南朝3代の面影をしのぶかのようだ。奈良県の南にありながら、その梅のごとくどこか雅びな気配に満ちた地、西吉野。歴史と自然と、そして自然の実りあふれる地に、静かな時の流れをかみしめる―。


堀家住宅・賀名生皇居跡


賀名生の里 歴史民俗資料館


賀名生梅林


柿博物館


波宝神社


常覚寺


西吉野温泉きすみ館


まぼろしの五新鉄道

 

城戸(じょうど)支店のオススメ!

歴史と梅と自然と親しむ

五條市街から大塔方面へ国道168号を南下、西吉野トンネルを抜けると、やがて西吉野温泉へむかう県道20号との交差点が見えてきます。県道を左折してすぐ、五新鉄道の高架を見上げる場所に、南都銀行城戸支店はあります。

城戸支店のオススメは、まずはなんといっても西吉野の歴史めぐり。足利尊氏に追われた後醍醐天皇は、吉野山へ向かう途中この西吉野に立ち寄り、地元の郷士・堀家が厚くもてなしたことから、堀家は後村上・長慶・後亀山天皇の3代の皇居として用いられました。そのため西吉野には南朝の歴史を今に伝える史跡や品々が数多く残っています。「賀名生の里 歴史民俗資料館」では、南朝の歴史をわかりやすく紹介しているので、ここを見学した後、北畠親房公墓や黒木御所跡など訪ねられてみてはいかがでしょう。また資料館横には、「皇居」の扁額がかかる堀家住宅があります。とくに春、重厚な屋根にしだれ桜が降り注ぐように咲く風景は、歴史の重みと花の美しさが一体となって、それは見事なものです。

次にオススメするのは、奈良県三大梅林のひとつ、賀名生梅林です。資料館の向かいの丘陵が梅林となっており、毎年2月から3月下旬にかけて、全山を紅梅・白梅が埋め尽くし、そのようすはまるで、紅白の霞か雲がたなびくようです。あたりに漂う梅の芳醇な香りが、またいっそう、春の訪れを感じさせてくれます。丘陵のなかは遊歩道がもうけられていますので、ゆっくりと散策されてはいかがでしょう。また、3月下旬には、梅と桜両方をいっぺんに楽しむ贅沢なお花見もできます。西吉野の春ならではの光景です。

西吉野といえばもうひとつ、忘れてはならない植物があります。それが柿。西吉野は柿の全国有数の生産地です。たとえば国道168号を走るだけで、道の両側の斜面にずらりと植えられた柿の木を目にされることでしょう。秋、オレンジ色の柿の実が実る風景は、懐かしい日本の原風景でもあります。一ノ木ダムの近くには柿博物館もありますから、一度立ち寄られてはいかがですか?栽培の歴史から食べ方まで、意外に知られていない柿のことがよくわかります。

最後にオススメするのは、丹生川での川遊びです。清らかなよどみない流れの丹生川は、四季折々の自然と親しめる西吉野の自慢の川。春は野草摘み、夏は蛍狩りに川遊び、秋は紅葉狩りと、一年をとおしていろいろな楽しみ方ができます。また河原ではバーベキューもできますので、家族連れには最適です。ちょうど城戸支店から西吉野温泉きすみ館までの両岸が、もっとも人気の高いスポットです。遊び疲れたら、もちろんそのまま温泉へ。ゆっくりあったまって、心地よい疲れを癒されてはどうでしょう。冬なら温泉でボタン鍋もおつなものです。

歴史と自然にあふれた山里、西吉野は、南朝の時代からどこかゆったりとした時の流れるところです。静かな時間を歩きたくなったら、手つかずの自然を眺めたくなったら、西吉野の梅の里へ、ぜひお越し下さい。

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