ホーム > 観光 > おすすめエリア > 菟田野

おすすめエリア

オンライン書籍

菟田野

掲載日:2008年6月1日

宇陀市の南東部に位置する菟田野区。山あいに広がる田畑のなかをさらさらとゆく芳野(ほうの)川には、夏、蛍が数多く飛び交う。ここ菟田野は、神武伝承地をいまに残す「国の始まり」の地。そして古代の水信仰がいまも大切に継承される地。空わたる風に誘われて、古代史の薫り豊かな菟田野を歩くー。

200806-01
宇太水分神社

200806-02
神武伝承の地

200806-03
安楽寺跡

200806-04
青蓮寺

200806-05
平井大師山石仏群

200806-06
宇陀市カエデ圃場

200806-07
毛皮・鹿革産業

  

南都銀行菟田野支店のオススメ!

歴史と今が交差する菟田野の魅力を訪ねて

utano_side宇陀市菟田野(うたの)区の中心地・古市場(ふるいちば)は、古代から交易の要衝の地として栄えたところ。その賑わいを地名にとどめた古市場の町、国道166号沿いに、南都銀行菟田野支店はあります。

菟田野支店のオススメは、古市場のシンボル的存在でもある宇太水分(うだみくまり)神社です。広々とした境内に足を踏み入れれば、鮮やかな朱塗りの社殿がまっさきに目に飛び込んできます。3殿が連なる社殿は鎌倉期の建造物で、国宝です。普段は静かな境内ですが、10月の第3日曜日に行われる秋の例祭のときは様相が一変します。この日、芳野川の上流にある惣社水分神社と宇太水分神社の間、往復12kmを時代行列がわたります。また境内に繰り出される6台の太鼓台(神輿)は、重さなんと約2t、100人以上で担ぐ巨大なもの。威勢のいいかけ声とともに、境内は担ぎ手や見物客でごったがえします。この秋祭りは、ぜひ一度ご覧いただきたいオススメの伝統行事です。

次にオススメするのは、菟田野区の南東、宇賀志の山中にある日張山青蓮寺(ひばりさんせいれんじ)。国道166号から狭くうっそうとした山のなかを行くこと約4km、突然ぽっかりと開けたところに建つ尼寺で、中将姫が19歳のときに創建したと伝えられています。山のなかにあるのに思いのほか広い境内ですが、どこか隠れ寺のたたずまいがあり、ほっと落ち着ける場所です。春には八重桜がとてもきれいです。

ここで菟田野の特産品をご紹介しましょう。菟田野の町を歩くと、「毛皮」や「鹿革」の看板が目につきます。実は菟田野は、全国屈指の毛皮革の加工・販売地です。ミンク、フォックスなどの毛皮のコートや羊毛を用いたムートンなど、多くの加工品が作られています。また中国鹿のなめし革「セーム革」のシェアは日本一で、90%を誇ります。鹿革に模様をほどこした「印伝」づくりも盛んで、カバンや財布など、いろいろなものが作られています。菟田野にお越しの際は、ぜひいろいろなお店をのぞいてみてください。

最後にオススメするのは、菟田野の新しい名所「カエデ・モミジ公園」づくりをめざす、菟田野カエデ圃場(ほじょう)です。もともとは奈良市でカエデを育てていた矢野正善さんが、カエデの美しさをもっと引き出そうと、寒暖差の大きい菟田野に1000種類ものカエデを連れて引っ越してきたもの。現在、活動する「菟田野花き樹木切花研究会」が育てているカエデやモミジは、世界中の品種、約1200種類ほどにも上ります。カエデやモミジは秋の紅葉以外にも、季節ごどで葉の色が変わる美しい植物。見学もできますので、知られざるもみじの世界にたわむれてみてはいかがですか。

菟田野では、6月の中旬頃から蛍も多く見られるようになります。山と田畑が広がる本当に静かな農村ですが、その一方、古事記や日本書紀にも登場する古代地名がさりげなく残る町、菟田野。素朴な自然と伝承の足跡を訪ねて、ぜひ足をお運びください。

200806-map

一覧へ戻る

このページの先頭へ

Copyright © NANTO BANK,LTD All Rights Reserved.