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加茂

掲載日:2010年8月1日


海住山寺


岩船寺


浄瑠璃寺


恭仁宮跡(山城国分寺跡)


ふるさとミュージアム山城


当尾の里

南都銀行加茂支店のオススメ!

恭仁の都に古塔と仏像をめぐる

南都銀行加茂支店は、JR関西本線加茂駅の駅前ロータリーの東側にあります。支店のある加茂町は、今は奈良県との境である京都府木津川市に入りますが、古来、大和国(奈良)と密接なつながりをもっており、同じ文化圏のなかで発展してきました。

加茂支店の最初のオススメは海住山寺(かいじゅうせんじ)です。聖武天皇の勅願によって天平7年(735)に創建されたと伝える海住山寺は、創建当初は藤尾山観音寺といいました。その後、焼失して伽藍を失いますが、承元2年(1208)、笠置寺の解脱(げだつ)上人貞慶によって再興されます。このとき寺名も海住山寺と改められました。豊かな自然に囲まれた境内には、鎌倉時代に建立された唯一の塔である五重塔(国宝)が建っています。この塔は見えないところに仏舎利を安置した他寺の塔と異なり、初めて本尊として初重に安置したため、心柱が初層で止められている点で建築史上名高いものです。本堂に祀られる十一面観音立像(重文)もおだやかな表情で迎えてくれます。

また境内の木々の間からは、『みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ』の百人一首の歌で知られる「瓶原(みかのはら)」を一望し、四季折々に美しい景観を楽しむことができます。この木津川右岸(北岸)の平野部には、聖武天皇が一時期都をおいた恭仁宮跡(くにきゅうせき)があります。天平12年(740)、平城京から遷都された恭仁京には南北約750m、東西約560mの宮が造られましたが、天平15(743)年には造営が中止され、都は紫香楽宮(しがらきのみや)に遷りました。その後、大極殿は山城国分寺として再利用されます。現在は金堂(大極殿)と七重塔の巨大な礎石が青々とした草原に残り、往時を偲ばせてくれます。

次のオススメは岩船寺(がんせんじ)です。天平元年(729)、聖武天皇の発願により行基が開いたという古刹で、弘仁4年(813)、嵯峨天皇の皇后が皇子誕生を感謝し、伽藍を整えて岩船寺としたといいます。「あじさい寺」として知られ、梅雨のころには境内を色とりどりのあじさいが埋めつくします。あじさいの花の向こうに、室町時代に再興された朱塗りの三重塔を望む風景は、毎年多くの参拝者やカメラマンたちを惹き付けてやみません。

最後のオススメは浄瑠璃寺(じょうるりじ)です。岩船寺からは、石仏が微笑む「当尾(とうの)の里」を抜けて歩いていくのがオススメです。浄瑠璃寺は寺伝によれば永承2年(1047)の開基といわれ、平安後期の浄土式庭園が美しいお寺です。境内の中央には大きな池がつくられ、池のほとりには平安末期の本堂や三重塔が建ち(いずれも国宝)、静かな佇まいをみせています。九体阿弥陀仏(国宝)を安置する本堂は、当時流行した九体阿弥陀堂を今に伝える唯一の建造物です。浄瑠璃寺はこの仏たちにちなみ、「九体寺(くたいじ)」とも呼ばれています。

木津川のゆるやかな流れに沿って開けたこの地には、古刹や史跡をはじめ、まだまだたくさんのみどころがあります。また毎年8月には、加茂駅の隣の笠置駅前の河川敷で「笠置夏まつり花火大会」が開催されます(2010年は8月7日(土))。周囲を山に囲まれているため、大音響は迫力満点です。美しい自然のなかに歴史を感じる加茂へ、ぜひお出かけください。

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