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奈良阪界隈

掲載日:2008年3月1日

国道369号、かつての京街道に沿って奈良公園から北へゆるやかに登っていく一帯は、奈良阪と呼ばれる。奈良の北の玄関口として、また吉野や伊勢、伊賀へ抜ける交通の要衝として江戸時代には多くの旅籠や商店で賑わい、また古くは南都焼き討ちの軍勢も、東大寺の建材もこの奈良阪を越えてやってきた、いわば「歴史の通った道」でもある。いまも静かな佇まいを残す奈良阪界隈を歩く―。


奈良豆比古神社


般若寺


北山十八間戸


奈良まちかど博物館


多聞城跡


東大寺


手向山八幡宮


若草山


円成寺

手貝(てがい)支店のオススメ!

古い街並みと古刹をめぐる歴史散策

narazaka_side南都銀行手貝支店は、江戸時代の街道の雰囲気を残す国道369号沿い、手貝の町名の由来でもある東大寺転害門の少し南にあります。

手貝支店の最初のオススメは、この国道から西へ広がる通称「奈良きたまち」と呼ばれる静かな街並みの散策です。県庁のある登大路から北へ向かって国道沿いに歩けば、江戸から昭和にかけての法蓮格子のある町家が軒を連ね、酒屋や醤油屋など歴史の重みを感じさせる商家の外観に、街道筋の趣きがいまも色濃く残っています。

この「きたまち散策」、ぶらりと歩くのも楽しいですが、「きたまち」に設けられた「奈良まちかど博物館」を訪ねながら歩くのもオススメです。「奈良まちかど博物館」は普通の博物館とは違い、古い佇まいの商家や伝統的な技術を継承しているお店などを「博物館」として開放しているものです。現在13ヶ所が博物館として見学可能で、歴史的建造物から鰹節専門店、また奈良ならではの鹿の角細工のお店などもあり、バラエティーに富んだ、生きた博物館めぐりを楽しむことができます。

歩き疲れたら車に乗って、奈良阪から柳生方面へ向かう途中にある円成寺(えんじょうじ)を訪ねてみてはいかがでしょう。忍辱山(にんにくせん)円成寺は、周囲の木々を借景に美しい庭園と阿弥陀堂をもつ名刹で、静かな時間を過ごしたい方にオススメのお寺です。春の新緑、夏の桔梗、秋の紅葉、そして冬の雪景と四季折々に美しく、また阿弥陀堂(重文)の柱に描かれた極彩色の来迎図や、運慶作の大日如来(国宝)など、見どころもたくさんあります。

日の沈む前に奈良阪に戻ってくれば、多聞城跡からの夕景も楽しめます。聖武天皇と光明皇后の御陵の北、小高くなった山麓に石碑だけが建つ多聞城ですが、興福寺の五重塔を真南に、夕焼け色に染まる奈良市街を見渡せるオススメの場所です。

そして最後にオススメするのは東大寺二月堂のお水取り。お水取りは毎年3月1日から14日まで行われる奈良時代からの伝統行事です。二月堂の舞台から突き出される大きな松明で知られますが、12日と14日をのぞく平日ならば比較的見学しやすいので、ぜひ一度、舞台の下で火の粉を浴びられてはいかがでしょう。火の粉を浴びると無病息災といわれ、また何よりも伝統行事の大迫力を実感できること請け合いです。お松明だけがよく知られるお水取りですが、連日深夜まで勤められる行も見ることができるので、あたたかい格好をして、奈良時代にタイムスリップされてみてはいかがですか。

往時をしのぶ街並み、点在する古刹名刹、そして今に続く伝統行事。奈良阪界隈にはいまもさまざまな時代の歴史を、静かに体感できる場所がたくさんあります。静かな普段着の奈良を味わえる奈良阪に、ぜひ一度お越しください。

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