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柳生の里

掲載日:2008年4月1日

奈良市街から北東へ車で約40分。のどかな里山の風景が広がる柳生(やぎゅう)は、武芸で名を馳せた柳生一族ゆかりの剣豪の里。白壁が美しい家老屋敷や立派な大和棟の家々が建ち、往時の村のようすをしのばせる。柳生のシンボル「十兵衛杉」は枯れてなお武者のように凛として立ち、いまも静かに村を見守っている―。


芳徳禅寺


旧柳生藩家老屋敷


旧柳生陣屋跡


天之石立神社・一刀石


南明寺


夜支布山口神社


大柳生の太鼓踊り


滝坂の道・柳生街道

 

手貝(てがい)支店のオススメ!

剣豪・柳生一族ゆかりの地を訪ねる

yagyu_side 奈良の北東の玄関口・奈良阪にある南都銀行手貝支店。目の前を走る国道369号を車で北東へ向かうこと約40分、多くの剣豪を輩出したことで知られる柳生の里に着きます。この柳生の里には、ぜひ見ていただきたいオススメの場所がたくさんあります。

柳生といえば、テレビの時代劇にもたびたび登場するように、柳生新陰流を創始し、徳川将軍家の剣術指南役としても活躍した柳生一族ゆかりの地。そこでまずはじめにオススメするのが、この柳生一族に関わり深い場所を訪ねる歴史めぐりです。まず柳生一族の菩提寺である芳徳禅寺を訪ねてみてはいかがでしょう。初代・柳生石舟斎宗厳(せきしゅうさいむねよし)をはじめ2代・宗矩(むねのり)や、その子十兵衛三厳(じゅうべえみつよし)ら一族80基もの墓所がある芳徳禅寺は、新陰流の兵法書など貴重な史料も見ることができ、時代劇ファンにはたまらない場所です。すぐそばには十兵衛が稽古をつけた正木坂道場もあります。また少し山中にはいった天之石立神社のあたりは柳生家の修行の場所であり、ここには石舟斎が天狗と間違って一刀両断したという巨岩「一刀石」があります。

ほかにも2代宗矩が築いた旧柳生陣屋跡、作家・山岡荘八も移り住んだ石垣と白壁が美しい旧柳生藩家老屋敷など、見どころはたくさん。ご紹介したポイントは1キロほどの範囲にまとまっていますので、散策にもちょうどよい道のりでしょう。また桜の季節であれば、旧柳生陣屋跡や芳徳禅寺は特にオススメです。

次にオススメするのが、柳生から奈良市街方面に2キロほど戻った阪原にある南明寺(なんみょうじ)です。鎌倉時代に建てられた本堂は、簡素ながらどっしりとした落ち着いた建物であり、中には平安時代に作られた釈迦如来・薬師如来・阿弥陀如来の3座像をまつります。静かな里山にある隠れ寺ながら、本堂はじめ仏像はいずれも重要文化財。拝観には予約が必要ですが、それだけに訪ねる人も少なく静かに見学できるのが嬉しいところです。

3番目のオススメは、阪原からさらに2キロほど西、大柳生(おおやぎゅう)の集落に今も伝わる県の無形民俗文化財「大柳生の太鼓踊り」です。江戸初期に流行した風流踊りの流れを汲むもので、毎年8月の夜、大きなふさ飾りを背中に着け、太鼓を首から下げた踊り手たちが太鼓を叩きながら舞い踊るさまは、それは勇壮なもの。機会があればごらんになられてはいかがでしょう。

そして最後にオススメするのが、奈良から柳生まで、これまでご紹介した地を結ぶ全長約21キロの「滝坂の道・柳生街道」ハイキング。西側半分は特に「滝坂の道」とよばれ、奈良市の破石町(わりいしちょう)バス停から円成寺までを結びます。鳥とせせらぎの音をBGMにうっそうとした石畳の道をゆけば、夕日観音、朝日観音、首切り地蔵など、数々の野の仏たちが迎えてくれ、ところどころの急な坂、長い道のりもあまり気になりません。地獄谷石窟仏の近くには昔ながらの茶屋もあります。

後半の柳生街道は急坂の山越えもあるものの、大柳生、阪原、柳生と、大部分はのどかな里山を満喫できるコースです。広い道もあれば民家の庭先を抜けるような細い道もあり、思わぬところに立っている道標を探しながら歩くのも楽しいものです。奈良から柳生まで歩き通せば、街道をゆく剣豪気分を味わえるのも柳生街道ならでは。帰りは柳生からバスを利用できますが、本数が少ないので時間だけはご注意を。

剣豪たちの面影をいまも映す柳生の里は、四季折々の自然豊かな静かなところです。ゆったりとした時の流れを味わいに、ぜひ一度訪ねてみてください。

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