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“古い”と“新しい”が交差する!レトロモダンな奈良癒し旅

「ビジネスシーンではいつもパリッとカッコよくなきゃ!(๑• ̀д•́ )✧」
って、ふだん忙しい大人女子だからこそ、オフの日は思いっきり羽根を伸ばしたいですよね。
「できることなら普段着のまま旅に出て、リフレッシュというか、イチからリセットした~い!」
その気持ち、すごく分かります~!

そんなときはぜひとも奈良へ。今回ご紹介するところは、決してメジャーではないけれど、“古い”と“新しい”が混在する、とっても魅力的な町。きっと、大人女子の心をじわんと癒してくれますよ。
それに、ガッツリ観光地化されていないからこそ、「なにに出会えるのかなぁ」って、ワクワクがいっぱい。
街並み探検とか、子どもの心に戻って、小さな冒険を楽しんじゃいましょ~(*´ω`*)

〝なら女子旅〟第9回は、歴史ある町のニューフェイス!
レトロな邸宅を宿にしたり、格式高い銀行をフレンチレストランにリノベしたり…
ありそうでなかった、あんな店、こんな店がいっぱい。また、ココロおどる素敵なイベントも!
江戸・明治・大正・昭和・平成と、それぞれの時を紡いできた町で、ノスタルジーを感じる旅を楽しみましょう。

感性が刺激されて、いつもの旅よりパワーチャージできちゃうかも❤

目次

  1. 桜井市のニューフェイス! 元材木商トップの豪邸をリノベした「蔵の宿 櫻林亭」
  2. ほかにもあるよ! “古い”と“新しい”が交差する!レトロモダンな奈良癒し旅
    1. お花に胸きゅん&薬草スイーツに舌鼓❤ 宇陀の城下町「古民家ゲストハウス奈の音」

1.桜井市のニューフェイス! 元材木商トップの豪邸をリノベした「蔵の宿 櫻林亭」

奈良県桜井市。この町で思い浮かぶものといえば…??
大神神社や三輪山、長谷寺といったスピリチュアルスポットや、新元号“令和”の発表時に話題になった『万葉集』ゆかりの山の辺の道が通る町。
うんうん、そうですね。
では、もう一つの桜井市の顔はご存じですか??

桜井市内から県道37号沿いに、町の南側にそびえる多武峰(とうのみね)や竜門岳を越えれば、そこはもう、木が鬱蒼と生い茂る吉野の山間部。
吉野といえば、全国ブランドの吉野杉やヒノキで有名ですよね。
交通網が今ほど発達していなかった時代、吉野で切り出された杉やヒノキはなんと一級河川の吉野川を使って、河口の和歌山まで流送していたんですって!∑(゚д゚) 大変だ~。
でも、明治26~31年にかけて、桜井市に鉄道(現在のJR)が通ると状況は一変!!
桜井駅前にはたくさんの材木商が店を出し、桜井市は辺り一面すがすがしい木の香りがただよう“木材の町”として一気に栄えたそうです。

今回ご紹介するのは、そんなストーリーが背景にあるお宿です。

JR桜井駅から数分の町なかに突如現れる、クラシカルな洋館。
門からずっと奥まで庭が続いているので、相当広い敷地に建っているのがよくわかります。
ここは、明治~大正にかけて、桜井駅前で材木商を営んでいた豪商・冨田家の迎賓邸宅。
洋館のほかにも、庭の奥には、2階建ての美しい純日本家屋と蔵が2つ。
小ぢんまりとしていながらも、四季折々の花が美しく咲く日本庭園もあります。
駅前にこんなに立派な家が建てられるなんて、きっと、すごくお金持ちだったんでしょうね~。

30年ほど空き家状態だった日本家屋は、市などの補助と都市再生推進法人「桜井まちづくり会社」によってリノベーションが施され、2018年9月に、1日1組限定・1棟貸しの「蔵の宿 櫻林亭(おうりんてい)」として新たな道を踏み出しました。

桜井が誇る、元材木商の豪邸…きっと、高級な木とかい~っぱい使った、すごい建物なんでしょうね。
さっそく中に入ってみましょう。
1日1組限定ということは、日本家屋か蔵に泊まるのかなと思いきや、なななんと、1軒の日本家屋をリノベーションで豪快にバッツーン! と仕切って、2棟が背中合わせになっています! つまり2家族が同時に泊まれるってこと。
玄関先のお庭は兼用ですが、中に入ってしまえば行き来はできないので、プライベートが完全に守られるっていうのはうれしいポイントです♪
お部屋はそれぞれ「松風(しょうふう)」「清風(せいふう)」というルームネームで、1階がいずれも襖続きの和室になっていて、「松風」は2階がベッドルーム、「清風」は廊下続きの蔵がベッドルームというしつらえ。

1階はとっても開放的!
8畳間の二方には縁側がめぐらされ、床の間を背に座ると、目の前に日本庭園が展開されます。
元は客間か、それとも主人の居間か…。それにしても、贅沢な空間ですね~。
よく見れば、柱とか鴨居とか、詳しくはないのだけれど…たぶん、すごくいい木を使っている感じ。
現代の「木の家」で使われる柱とかと違って、質感が“軽くない”感じというのかしら…。
明治、大正、昭和、平成と年代を重ねた木という重みもあるでしょうが、そこは元材木商だし、そもそも使っている材木の質がいいんでしょうね。
あと窓ガラス!
表面に不規則なゆがみがあって、ガラス越しの景色がぐにゃぐにゃと曲がってみえるのがすっごくレトロ。
これもきっと、相当古いんだろうな…。

急な箱階段の下は物置スペース? かと思いきや…(笑)

トイレやミニキッチンといった水回りや、空調施設は最新式。
こういった点も、現代っ子にはうれしいポイントですね。
トイレは1階・2階どちらにも設置されていますよ。

驚くほど急な階段を上がると、1階と同じように襖続きの6畳間と8畳間があって、ベッドが2つ。
和室だから広々と使えるうえ、ふだんベッド派という人にはうれしいですね。

お隣の「清風」に移動してみましょう。

玄関を入るとなぜかすぐ手洗い場があります。ここで手を洗って家に上がるのかな??
1階は「松風」と同じように6畳間と8畳間で、6畳間には趣のある掘りごたつが。
掘りごたつって、足を伸ばせるからいいですよね~( *´艸`)

こちら、窓の障子は雪見障子です。夏場は完全に開け放つと、風通しもバッチリですね。
奥の8畳間は床の間や違い棚があって、シンプルながらも風格漂う伝統的な和室…かと思いきや!

天井がお茶室みたいな網代天井になっているし、

障子窓だってこんなかわいいの! 雲と月、富士山に帆掛け船、手前は松の木かな?
極めつけはお部屋の建具や、小たんすの唐紙!

ラクダとピラミッドのエジプト柄❤
現代でも通用するデザインセンス、脱帽です。

廊下の奥には、内蔵の重厚な鉄扉が。
実はここ、書斎&寝室。

書斎っぽいつくりの1階で、素敵なテキスタイルブックを発見。
芹沢銈介って書いてありますね。
※芹沢銈介(けいすけ)…明治28年(1895)生まれ。オリジナリティあふれる和風シックな作品で知られる、日本の染色工芸家。
着物や本の装丁など商業デザインも多数手がけた。重要無形文化財「型絵染」保持者、人間国宝。

蔵の2階に上がってみましょう。

明かり取り用に小窓が一つ、壁はヒノキ張りのベッドルームです。
「松風」のベッドルームとは打って変わって、開放感はまったくないのですけれど、「蔵」という閉鎖的な空間だからか、とてもリラックスできる気がします。

子どものころ、親にナイショで押し入れに潜り込んで遊んだ、あの感じ。
なんだか懐かしい気がするのは、そのせいでしょうか。

「清風」には、侘び寂びあふれる本格的な茶室「櫻柏(おうはく)」もあります。
予約すれば、茶道をたしなむオーナーがお茶を点ててくれるので、気軽に体験してみましょう。

さて、気になるお風呂ですが…えっ!ここはもしかして蔵!?

なんと「松風」「清風」ともにお風呂は蔵風呂です!
ひゃ~テンション上がる⤴⤴⤴

壁にも浴槽にも、ふんだんに良質な吉野ヒノキが使われていて、扉を開けると湯気に乗って、ヒノキのいい香りがふわ~~ん…あ~癒される~❤❤

そうそう、最初に見た洋館は、チェックインルームでした!
貴重な木材をたくさん使って、匠の粋を凝らした材木商ならではの宿。
宿泊料はちょっぴり高いけれど、木材の町・桜井の横顔に触れるという意味でも、泊まる価値は大きいかもしれません。

                          

<蔵の宿 櫻林亭 DATA>

TEL 0744-45-1322
住所 奈良県桜井市桜井262-2
アクセス 近鉄・JR桜井駅から徒歩3分
IN/OUT IN15:00~18:00/OUT11:00
宿泊料金 松風:1泊朝食付き2名40000円(税別)
清風:1泊朝食付き2名50000円(税別)
各部屋とも5名定員、追加1名ごとに+5000円(税別)
朝食は櫻町珈琲店にてご用意8:00~
駐車場 2台(無料)

<おすすめコース>

おすすめコース
Start

近鉄桜井駅

下矢印徒歩約5分

櫻町珈琲店

表の引き戸を開けたとたん、ふわっと珈琲のい~い香り❤ 桜井駅すぐの本町通商店街に面したこちらのカフェは、実は元青果店。昭和初期に建てられた町家をリノベし、2017年5月にオープン!
吉野杉を活かした店内では、キラキラと黄金色に輝く光サイフォンで丁寧に淹れた、マスター自慢の自家焙煎コーヒー(約10種類)や、料理上手な奥様が作る軽食がいただける。
一番人気は日替わりランチ(15食限定、コーヒーまたは紅茶付き)980円だが、薫り高い櫻町ブレンドコーヒー380円やワッフル250円~もおすすめ。
蔵の宿 櫻林亭の朝食はコチラでいただける。トーストorワッフルに、サラダ、スクランブルエッグ、ヨーグルト、フルーツ、ジュース、コーヒーと盛りだくさん。ガッツリ食べて、朝からパワーチャージしよう☆
☎0744-48-3908
奈良県桜井市桜井884-3
営業時間 7:30~18:00頃(L.O.17:00)
(モーニング7:30~10:30、ランチ11:30~14:00)
定休日 水曜
駐車場 本町通3丁目駐車場を利用(本町通商店街契約店舗の共有スペース4台あり)
下矢印徒歩2分

ル・フルドヌマン ~櫻町 吟~(ぎん)

今日のランチはちょっぴり優雅に、お箸でいただくフレンチなんていかが?
お店の目印は、玄関脇でパタパタと風にはためく、さわやかなトリコロールカラーのフランス国旗。重厚な石とレンガ造りが目を引くモダンな建物は、大正時代に建てられた旧吉野銀行桜井支店だ。
2018年4月にリノベされ、フレンチレストランに様変わり。吹き抜けの店内や木造回廊、天井や窓などは当時のままの面影を残している。
自家農園や契約農園のとれたて野菜に果物、奈良特産の大和牛や大和ポーク、和歌山直送の海の幸をたっぷり使った料理は、味もビジュアルも抜群!
ランチ2000円~。
ディナー4320円~。
コース予約でフリードリンクあり(90分2000円)
☎0744-49-0015
奈良県桜井市桜井951
営業時間 ランチ11:00~15:00(L.O.14:00)、ディナー17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日 不定休
駐車場 なし(近隣駐車場を利用)
下矢印徒歩2分

蔵の宿 櫻林亭

チェックイン
Goal

2.ほかにもあるよ! “古い”と“新しい”が交差する!レトロモダンな奈良癒し旅

1.お花に胸きゅん&薬草スイーツに舌鼓❤ 宇陀の城下町「古民家ゲストハウス奈の音」

関西屈指の歴史を持つ奈良。
古墳・奈良時代の史跡、大きなお寺にカッコイイ仏像…だけではありません!
あんまり知られていないけれど、奈良には戦国時代のお城もあるのです。
もちろん、お城のふもとにはステキな城下町も❤

桜井市内から電車に乗って、山を一つ越えると奈良県宇陀市。
宇陀市といえば、国宝や重文仏像のオンパレードで知られる室生寺!!
また、強烈なパワーを放つとされるスポット、室生龍穴神社も女性に人気ですね。
さて、この宇陀市に江戸時代から続く城下町があります。
それが市の南西部に位置する宇陀松山地区

宇陀松山地区には、京都・奈良・伊勢を結ぶ松山街道が通っていて、交通の要所として栄えました。
今から650年くらい前は「宇陀三将」という3人の領主がこの辺りを支配していて、そのうちの1人のお城が宇陀松山にありました。
その後、城はいろんな大名の手に渡りますが、元和元年(1615年)に制定された一国一城令のためせっかくのお城は取り壊される羽目に…。そして、お城とは別の場所に織田氏の藩屋敷が置かれ、宇陀松山は城下町から商家町として発展しました。

町家が立ち並ぶ商家町は、まるでその頃から時間がとまったかのよう。
落ち着きある黒板塀、表に面した窓には美しい格子がはめこまれ、虫籠(むしこ)窓に犬矢来(やらい)が町並みの風情をさらにかきたてます。
東京ドーム約3個半分もの土地に、伝統的な町家がずらりと並んだ景観はまさに感動モノで、2006年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
ちょっと立ち止まって写真をパチリ。

なんだか、年齢とともに、渋くて古いものが好きになってきたような…?

宇陀松山地区をさらに堪能するなら、「宇陀松山華小路」のイベントに合わせて訪れるのがベスト!
宇陀特産品のダリアの花を、絵を描くように路地に敷き詰めて眺めるフォトジェニックイベントですが、落ち着いた町のたたずまいと、色とりどりの花々のコントラストが本当に美しく、近づいてみるとコロンとしたダリアの花が超キュートで、乙女のハートにきゅんきゅん響きます❤

お花は2時間かけて敷き詰めるのだとか。飛び入りもOKなので、ぜひどうぞ♪
イベント最終日(日曜)15時からは、お花を持って帰ることができます。

2019年はアートイベント「奈良・町家の芸術祭はならぁと宇陀松山2019」も同時開催。
街並みの中にひっそりと隠れるように建つ、元芝居小屋「喜楽座」をメインに、「喜楽座復活祭」と銘打った現代アートを展開する予定で、これも楽しみですね!

宇陀松山華小路は2日間にわたるイベントなので、せっかくならお泊りして宇陀を観光してみては。
おすすめは明治時代の町家の雰囲気が楽しめる「ゲストハウス奈の音(ね)」!
黒漆喰(しっくい)塗りの外壁に虫籠(むしこ)窓、煙出し屋根などを持つ町家は元は醤油蔵元のお屋敷で、2017年7月に宿として再オープンしました。

玄関を入ると帳場が。番頭さんか家の主人が座っていただろう帳場格子と、大きな帳場だんすが、この家が商いをしていた様子を今に伝えます。

玄関から奥までは土間続きで、主屋に2つの離れ、味噌や米などの蔵が並びます。
ゲストハウスは美しい中庭に面したお座敷2部屋を利用。

夏でも、玄関から土間を通って庭まで涼しい風がサーッと通り抜け、居心地は抜群!
土間の天井が高いからか、蒸し暑さもそこまで感じません。
雪の降る冬は薪ストーブが登場するんですって❤

朝ごはんは土鍋炊きのごはんに、地元のとれたて野菜のおかずが並びます。
テーブルではなく、一人ひとり、脚付きの塗り膳でサーブされるからなんだか時代劇みたいで新鮮!
一度は味わいたい、奈良名物のほうじ茶の茶粥もいただけます。

そうそう、2018年4月から同じ場所で薬草茶屋「森の音(ね)」(完全予約制)もスタートしました。
橿原市にある「自然療法 森の学校」の先生が監修してできあがった、こだわりの薬草茶は、香りも味もよくって、「とても薬草茶とは思えない…!」と評判の一品(*´ω`*)
同じ宇陀松山地区に店を構える、シフォンケーキ専門店の薬草シフォンケーキと一緒にどうぞ。

カラダにやさしく、おいしいものを。
大人女子だからこそ、リラックスできる旅先で、自分の身体を見つめなおす時間があってもいいかもしれませんね。

<宇陀松山華小路 DATA>

開催日時 2019年10月19日(土)~20日(日)予定

<はならぁと宇陀松山 DATA>

開催日時 2019年10月18日(金)~20日(日)、25日(金)~27日(日)

<ゲストハウス奈の音 DATA>

TEL 080-2331-0752
住所 宇陀市大宇陀西山91
アクセス 近鉄榛原駅から奈良交通バス大宇陀行きで「西山」下車、徒歩約4分
IN/OUT IN17:00~22:00/OUT10:00
宿泊料金 1泊素泊まり4500円(税別)、朝食500円(税別)
定員8名(2部屋)
駐車場 2台(無料)

宇陀松山おさんぽで訪れたい❤ 大人女子にうれしいごはん屋さんとステキカフェ

「菜食ごはん 休日ダイヤ」
宇陀松山をおさんぽ中、ふらりと入った裏路地で見つけた、明朝体の小さな立て看板。
“気になるなら行ってみたら”
一瞬通り過ぎたけれど…心の声と、ちょっぴり風変りな店名に惹かれて、くるりと逆戻り。

細~い路地の奥にある長屋の一角。そんな隠れ家的なロケーションもさることながら、古民家の外観がまわりの風景に溶け込みすぎて、注意していないとお店とは気づきにくいかもしれません。
ちょっぴり勇気を出してガラガラと引き戸を開けると、流れてきたヒーリングミュージックに「あ、よかった。お店だった」と一安心(*´ω`*)

2017年5月にオープンしたこちらは、1日1メニュー、できる限り国産・有機・無農薬の食材にこだわった手作りごはんとおやつのお店。
動物性の食材や、化学調味料、精白したお砂糖は使いません。

休日ごはんプレート1500円
見た目にも美しい、フレッシュな季節野菜たっぷりのごはんは、身体へのやさしさを考えたもの。
酵素玄米ごはんは、もっちもちの食感で、これだけでおなかがいっぱいになっちゃいそう。
おだしがしっかりきいたお味噌汁も本当にやさしいお味で、じわんと身体にしみわたっていくような…
すぐに飲み込むのがもったいないような…
こんなに贅沢なランチタイムは、久々かもしれません。
食生活が乱れやすかったり、疲れが取れにくかったり、日々忙しい生活を送る大人の女性にぴったりですね。

白熱電球の灯り、透かし模様の入ったガラス戸、あちこちにそっと飾られた野の花、使い込まれた調度家具。
夏場はすだれ越しに裏庭から日が差し込み、無垢材の縁側や漆喰の壁をやさしく照らします。
畳のお座敷もあるけれど、ここはあえて吉野杉を使ったフローリングのテーブル席で。
静かな静かな昼下がり。うっかりすると居眠りしそう…。

“休日を過ごすように、ゆったりと食事を楽しんでほしい”という思いが込められた「休日ダイヤ」。
ふんわりやわらかな雰囲気を持つ店主さんのネーミングセンスに、思わず納得しちゃいました。

<菜食ごはん 休日ダイヤ DATA>

TEL 050-5329-6439
住所 奈良県宇陀市大宇陀拾生2313
アクセス 近鉄榛原駅から奈良交通バス大宇陀行きで「大宇陀高校」下車、徒歩約5分
営業時間 11:30~17:00(L.O.)、ランチは11:30~15:00(L.O.)で予約がベター
定休日 不定休
駐車場 4台(無料)※屋根付きのため高さ制限あり

野菜ランチは物足りない…女子だけど、ガッツリ食べたいなぁっていうとき、ありますよねえ~(笑)
そんなときは、カフェでいただくおしゃれな牛丼なんていかがですか?

宇陀松山のメインストリートに面したカフェ「件-kudan-」さん。
これで「くだん」って読みます。なかなか忘れられない店名です(笑)
ここの牛丼に使うお肉は、なんと奈良が誇るブランド牛・大和牛!
でも値段は牛丼700円と、比較的リーズナブルなのがうれしいですね。

ダークブラウンな見た目から、さぞお醤油濃い味なのかなぁと思いつつ、一口食べてあらびっくり!!
お肉がとろっとろで、すぐとけちゃう~❤ お味はというと、とてもあっさりしていて、牛丼にありがちな、くどい甘辛さや変なこってり感はいっさいナシ!
むしろ、大和牛の上質なあぶらと玉ねぎの芳醇な甘みが溶けあって、口の中がパラダイス状態です。

砂糖やみりんは一切使わず、大和牛と玉ねぎだけを、かたちがなくなるまでコトコト煮込み、味付けはシンプルに、地元宇陀松山の黒川醤油のみ!
最後にこれも宇陀松山の名産品・吉野本葛でとろみをつけたらできあがり❤
はらぺこさんなら、大和牛の焼肉がごろっと乗っかったスペシャル丼1000円や、小鉢や手作り豆腐、自家製味噌の味噌汁がついた大和牛丼定食1200円~がおすすめです。
地元野菜の小鉢はどれもヘルシーで味わい深く、牛丼の箸休めにはぴったり。
また手作り豆腐は濃厚で、食感もとろっとろで、もはやスイーツ!
奈良で最近話題の大和当帰(トウキ)葉を練り込んだ特製味噌をつけて召し上がれ。

大和当帰はセリ科の植物で、その根っこは生薬(漢方薬)に、セロリのような香りのする葉はハーブとして料理のアクセントに使われます。
美容や健康に効果が高いとされ、“女性のためのスーパーハーブ”なんて名前も!
ヨーロッパではアンジェリカとも呼ばれ、あのフランス王妃マリーアントワネットも自ら栽培するほどお気に入りだったそう。

お店では大和当帰づくし定食1800円(写真)や、当帰と大和牛の炒飯定食1500円などひとひねりきいた大和当帰メニューも揃っているので、一度トライしてみてはいかがでしょうか。

<大和牛 丼の店 「件-kudan-」 DATA>

TEL 0745-83-2680
住所 宇陀市大宇陀上新1938-1
アクセス 近鉄榛原駅から奈良交通バス大宇陀行きで「大宇陀高校」下車、徒歩約5分
営業時間 11:00~19:00
定休日 月曜~水曜
駐車場 2台(無料)
 

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