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斑鳩・安堵

掲載日:2009年5月1日

竜田川、大和川など奈良県を代表する河川が流れ、豊かな自然に囲まれた地、生駒郡斑鳩町(いかるがちょう)と安堵町(あんどちょう)。斑鳩町は日本で初めて世界遺産に登録された「法隆寺地域の仏教建造物」を有し、大陸伝来の仏教文化を今に伝える町。安堵町は日本を代表する陶芸家・富本憲吉を生み出し、「灯芯(とうしん)ひき」の伝統が今も息づく町です。斑鳩・安堵に、1400年の歴史と文化を訪ねて―。


三塔いにしえの道ウォーキング


中宮寺


藤ノ木古墳


龍田神社


吉田寺


三室山・竜田川


富本憲吉記念館


安堵町歴史民俗資料館


極楽寺

法隆寺支店のオススメ!

斑鳩の里と至芸の技を訪ねる

南都銀行法隆寺支店は、日本初の世界遺産に登録された「法隆寺地域の仏教建造物」を間近にする、国道25号沿いにあります。

法隆寺支店の最初のオススメは、斑鳩町に建つ法隆寺五重塔・法起寺三重塔・法輪寺三重塔をめぐる、「三塔いにしえの道ウォーキング」です。この3基の塔は、通称「斑鳩三塔」と呼ばれ、いずれも飛鳥時代の創建と伝わる古寺に建っています。法隆寺五重塔は世界最古の木造建築として、法起寺三重塔は日本最古で最大の三重塔として知られます。また落雷にあって焼失した法輪寺の三重塔は、作家の幸田文(こうだ あや)らの尽力で昭和50年に再建されたもので、創建当初の優美な姿を見せてくれます。

三塔をつなぐ道々には、歴史の重みを感じる築地塀(ついじべい)や民家が建ち並び、屋根の向こうに塔を望む風景は、まるで飛鳥時代にタイムスリップしたかのようです。また斑鳩町は、大和郡山市から続く緑深い丘陵の南に開け、今もまだ広々とした田畑が広がるのどかな町でもあります。見え隠れする塔の姿を眺めつつ、桜や彼岸花、コスモスなど、四季折々の花や緑を楽しみながら、のんびりゆっくり、散策されてみてはいかがでしょう。

次にオススメするのは、「ぽっくり寺」の通称で知られる吉田寺(きちでんじ)です。山門から清々しい竹林の参道を抜ければ、屋根の曲線もおだやかな本堂と、重文の室町時代の多宝塔が目に入ります。平安時代の僧、恵心僧都(えしんそうず)が永延元(987)年に開基したといい、「ぽっくり寺」の名前も、その恵心僧都の母親が苦しむことなく往生したことに由来するといいます。高さ5m余りのご本尊阿弥陀如来坐像は、参詣者を包み込んでくれるような優しさがあります。

3番目のオススメは、吉田寺のほぼ真北に位置する龍田神社で、その歴史は飛鳥時代にさかのぼるといいます。法隆寺を建立する地を探していた聖徳太子は、この土地の守護神である龍田明神に斑鳩の地に建てるとよいと教えられました。太子はこの神に感謝し、斑鳩の地に法隆寺の鎮守として祀ったのがはじまりとされます。境内で目を引くのは県の天然記念物である大きなソテツの木です。本殿に向かって左右に1本ずつあり、まるで龍が空を翔けるような枝振りをしています。西のソテツのそばには、能楽の金剛流発祥の地の石碑も建っています。

最後にオススメするのは、斑鳩町の南に接する安堵町が生んだ陶芸家、富本憲吉を記念する富本憲吉記念館です。1886年生まれの富本憲吉は、日本を代表する陶芸家であり、1955年に人間国宝に認定されました。赤や青、黄色、緑といった色鮮やかな色彩と、素朴な民芸調の作風で知られ、独特のあたたかな世界を築き上げました。大通りから少し奥まったところにある記念館は富本憲吉の生家を利用したもので、広い敷地に土蔵を用いた陳列室が建ち、作家の作風ともよく溶け合って落ち着いた時間を過ごすことができます。すぐ北には安堵町歴史民俗資料館があり、安堵町の伝統産業であるイグサを用いた灯芯作り(灯芯ひき)も見学・体験できます。2館をめぐれば安堵の地が育んだ技と伝統文化とを満喫できることでしょう。

斑鳩と安堵は、昔と変わらない素朴な佇まいと文化とが大切に守られている町です。そして訪れる人に、ほっと一息つかせてくれる町でもあります。ゆるやかに流れる時間を贅沢に味わえる町、斑鳩・安堵―。ぜひお訪ねになってください。

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